価格重視は肉類♡国産にこだわるのは米♪
毎日の食材購入、みんな何を重視してるの?
日本がTPPに参加したら輸入食品が安くなるというイメージがありましたが、まだまだ実生活で影響を感じる場面はありません。
皆さんは食材にどのくらいのこだわりをお持ちですか?
消費者が食品購入する際の最優先事項は「価格」
日本政策金融公庫が平成27年1月に実施した調査によると消費者の食材選びの基準の最優先事項は価格であることがわかりました。
しかし、すべての食材で価格を基準に考えているわけではなく、国産であることや鮮度、安全性、味なども基準になっています。
おもしろいのが食品によってこれらの基準に偏りが見られることです。
出典:写真AC
お米は価格も大事だけど産地やブランドにもこだわりたいわ♡
出典:日本政策金融公庫
お米に関しては一般的には国産のものが主に流通しているということもあるでしょうが価格を念頭に置きながら、産地やブランドにこだわって購入されています。
スーパーで購入する人も多いのですが、農家から直接購入(安心)する人や通販、宅配(重たいから)を利用する人もいます。
価格重視は肉類
出典:日本政策金融公庫
出典:日本政策金融公庫
お米の場合に比べ国産へのこだわりが減って圧倒的に価格重視傾向が強くなります。
肉類は国産と外国産では価格が倍ほど違うこともありますし現在の食生活は魚料理よりも肉料理のほうが多く作られています。
毎日の食卓にのぼるメイン食材なだけに価格は大きな要素になるのですね。
鮮度重視は野菜とお魚
出典:日本政策金融公庫
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お魚は鮮度でお料理の味がかわってきますよね。
また、特に葉物野菜などは食感ももとより少し古くなるとアクっぽくなったりします。お野菜を多く購入する家庭は健康志向ということもあるでしょうから鮮度へのこだわりも強いのでしょうね。
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この傾向が今後どのように変化していくのかまだまだ分かりません。日本人は一度受け入れるとその後はあまり気にしなくなる特徴があります。今では輸入肉も当たり前のように販売され購入されるようになりました。
また、アメリカ産の「あきたこまち」を食べたこともありますが日本の物との違いは感じずおいしかった。
海外生産者も販売ターゲットが日本と分かっていればきちんとしたものを作るのではないかな?なんて購入者側としては動向を見守る気にもなります。
でも、やっぱり国内の生産者さんとしては驚異でしょうね。おいしく安全で、しかもお手頃価格の国産食品の開発今のバイオ技術で若い人に頑張って開発して欲しいです!!
参考資料:日本政策金融公庫 ニュースリリース
「食品購入時の判断基準、「価格」を軸に「国産」「鮮度」など
<日本公庫・平成26年度下半期消費者動向調査>」