10月31日はハロウィン。コスチュームやパーティーグッズがみられるようになりました。ハロウィンのデコレーションで思いつくのが「かぼちゃ」。販売されているグッズのかぼちゃと普段食べているかぼちゃの見た面違いに違和感を感じる人も多いのではないでしょうか?そこで、今回はかぼちゃに注目!どんな種類があるのか、食べられるのかなど、素朴な疑問を改めて調べてみました。
栽培されているかぼちゃの種類はニホンパイカボチャ、クロダネカボチャ、セイヨウカボチャ、ニホンカボチャ、ペポカボチャの5種、日本で流通しているのは主にニホンカボチャ、セイヨウカボチャ、ペポカボチャの3系統です。普段スーパーでよく見るかぼちゃは、西洋かぼちゃ。日本かぼちゃは日本の伝統野菜の品種が多いので、生産地で流通することが多いようですよ!
アメリカではハロウィンの約1月くらい前から飾られる、かぼちゃをくりぬいて作ったジャック・オー・ランタンに使われる種類はペポカボチャです。ペポカボチャは、色や形が豊富。西洋かぼちゃや日本かぼちゃに比べて皮も果肉もやわらかいので、カービングがしやすいのが特徴です。中でも、オレンジで丸みのある「ベビーパム」、少し縦長でつやのあるオレンジの皮を持つ「ハロウィンかぼちゃ」が適しています。
ハロウィンのかぼちゃの目的はカービングをするため。つまり観賞用です。そのため、本場のアメリカではランタン用のかぼちゃを食べることはほとんどありません。調理をしても水っぽく味が薄いのでおいしくありませんし、なにより、カービングをして長期間飾っているので衛生的にみても、食べるのはやめましょう。
日本では、ハロウィンになるとパンプキンパイなどのかぼちゃのお菓子や、料理で楽しむ人が多くいます。しかし、「ハロウィン=かぼちゃを食べる」という習慣は、日本で独自で発展したものです。一説によると、ハロウィンのシーズンは日本でカボチャが旬になり、おいしく食べられるからだとか。世界のイベントを取り入れることが上手な日本人ならではの楽しみ方といえます。
最近では、手のひらサイズの小さなかぼちゃが人気です。色や形が豊富で、中には上半分とした半分で色の違うかぼちゃも。黄色や緑などの色合、丸かったり細長かったりと様々な形のものを積んでおくだけで、何となくほっこりとした気持ちになります。スーパーや園芸店で気軽に購入できるのもうれしいですね。
イベントの楽しみ方は人それぞれ。自分流にアレンジして思いっきり楽しみましょう。ただし、周囲に迷惑をかけるのは厳禁!ハロウィンからクリスマス、お正月と順を追ってやってくるそれぞれのイベントで季節を味わってくださいね。
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