山登りは装備が重要！チャレンジ前に持ち物チェック

ここ数年は登山ブームで、登山を楽しむ人が増えています。自然を感じるのはいいことですが、事故のニュースも絶えません。そこで、今回はハイキングも含め山登りを始める時にぜひ揃えたい装備品をご紹介しましょう。

山登りの必需品はコレ！

アンダーウエア（下着）
長袖シャツ
防寒着（フリースやダウン）
ズボン
厚手の靴下
帽子・手袋
トレッキングシューズ
レインウェア（登山用）
ヘッドランプ
タオル
ビニール袋
水・行動食
日焼け止め
救急キット
地図
ザック（リュック　30L程度のもの）
お金
健康保険証

ざっと並べただけでも非常に多くの装備が必要なのがわかります。これらがなぜ必要か、シチュエーションを説明しながら説明していきますね。

山は寒い！
少し標高の高い山や高原は、朝夕になると気温が非常に低く、平地や街中との気温差が20度以上になることも！基本は長そで、長ズボンにし気温が下がれば防寒用の衣服を着用します。木々や岩場があるので半そでだけの着用は避けます。また、下着（アンダーウェア）は吸湿速乾性に優れたものがおすすめですよ！

山は足場が悪い

山は整備されていても基本は土や岩場、草地などを歩きます。スニーカーでは不十分で、せめてトレッキング用、少し高いところに上るつもりなら登山靴を用意してください。出来れば足首まで隠れる長めのものを選びましょう。アウトドアショップで試着をして、履きならしておくことも大切ですよ！また、靴下は足を保護する大切な役目があります。厚めのしっかりしたものの方が足が疲れません。

さらに登山中は木や岩につかまりながら、体を引き上げたり滑りやすい場所もありますので、手袋も着用し、もしけがをしたらすぐに消毒、手当てをしましょう。

山はお日様キラキラ

日なたを長時間歩くと疲れます。意外と紫外線が強いので、肌の露出部には日焼け止めを塗り、常に帽子もかぶっておくと、熱中症の防止、日光疲れの防止ができます。

山は疲れる
登山用の必需品をすべてザックに詰めると10KG以上になります。持ちなれない荷物、履きなれない靴で行動し、さらに登山は普段使わない筋肉も使います。思った以上につかれます。水や行動食は疲れたときの必需品、しっかり汗を拭きとりながら疲れたら無理をせず、戻るようにします。食べた後のごみや、濡れた衣服、タオルを入れるのにビニール袋は何枚あっても役立ちます。

山は迷いやすい
登山では道に迷うと焦ってしまいます。地図とコンパス、場合によってはスマホも役に立つでしょう。自分のペースで戻っていても、予定より時間がかかると、夕方に差し掛かる場合も。日が落ちる前に変える予定でも、ヘッドランプも持っていきましょう。
そして、山でまさかにあうこともあります。最悪の場合、けがをして救急車で運ばれるケースも。保険証、お金はきちんと持っていきましょうね。

それでも山は素晴らしい

自然を感じることが少ない現代人には、やっぱり山に登った後にみる景色は素晴らしい。また、普段とは違う達成感も感じます。山登りやハイキングは人生を豊かにしてくれます。装備を整えて、日々少しずつ練習をした後は、近場の山からチャレンジしてみて下さいね。