近年『原液美容液』が話題になり商品も増えてきています。。美容液などに含まれる美肌づくりをサポートする成分が「原液」で使用できるので、より高いはたらきが期待できるといわれていますが、それって本当なの? また、さまざまな「原液美容液」がいろんな会社から発売されていますが、よりよい原液美容液を選ぶうえで気を付ける点など、気になることもいろいろ。
この記事では「原液美容液」について、そしておすすめの取り入れ方について、皮膚科医の日比野佐和子先生から教えていただきましょう!
日比野佐和子(ひびの・さわこ)先生
医療法人康梓会Y’sサイエンスクリニック広尾統括院長、大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学特任准教授、医学博士。内科医、皮膚科医、眼科医、アンチエイジングドクター(日本抗加齢医学会専門医)。同志社大学アンチエイジングリサーチセンター講師、森ノ宮医療大学保健医療学部准教授、(財)ルイ・パストゥール医学研究センター基礎研究部アンチエイジング医科学研究室室長などを歴任。
中医学、ホルモン療法、プラセンタ療法、植物療法(フィトテラピー)、アフェレーシス療法(血液浄化療法)などを専門とする。アンチエイジングの第一人者として国際的に活躍するほか、テレビや雑誌などにも数多く出演。
「原液」の定義は難しいですが、基本的に美容成分自体が希釈されていない状態のことを示します。ただ、メーカーによっては成分を少々多めに入れているものを「原液」と呼称していたりするので見極めが大切。
原料メーカーが製造している美肌に役立つ成分をそのままの状態の美容液を「原液美容液」と呼ぶべきでしょう。
原液は「成分濃度が濃い高級コスメ」、というイメージがありますが、少しの量をつけるだけで高い効果を得られる可能性が高いので、むしろ効率的な側面も。年齢の若い方は、まだそんなに高濃度の美容液は必要ないかも…と思いがちですが、若いうちから原液美容液を開始したほうが、年齢を重ねても若々しい肌を保てる可能性が高くなるのでなるべく早く取り入れることをおすすめします。
原液美容液は成分がとてもシンプルで余分な成分を含まないため、敏感肌の人にもおすすめできる場合が多いです。
また、原液美容液を使用すると、その成分自体が自分の肌に有効か否かを見極められるという大きなメリットがあります。
通常の美容液には、複数の成分が含まれるため、肌に合わないリスクも高くなります。使用して効果を感じたときも、逆に、ちょっと肌に合わなかったなと思う時も、その製品に含まれるどの成分が影響を及ぼしたのかがわからないことが多いです。
特に肌が弱いという方は、敏感肌用のやさしいスキンケアを使用することも多いでしょう。しかし、原液美容液を試してみることで自分に合う成分・合わない成分を見極め、自分の肌にトラブルを及ぼさない成分が見つけやすくなります。自分のお肌にあった成分のみを原液で使用することで、肌トラブルを起こさず、強力なスキンケアができる可能性もあります。
肌のコンディションによって必要な成分は異なります。その時のコンディションを改善するための成分を選んで、肌に届けられるのも原液美容液のよいところです。
自分の肌傾向や弱点を鑑みて、今の肌に必要な成分を複数組み合わせて使用することもおすすめです。原液ごとに重ねづけをしましょう。
「プラセンタ」です。
プラセンタは「胎盤」のこと。胎児が育つための成長を促す成分をふんだんに含みます。ビタミン、ミネラル、たんぱく質、核酸など、胎盤の栄養成分を人間の肌が恩恵を受けられるかたちに精製したものがプラセンタエキスです。
高い活性力を持つプラセンタを原液で取り入れることで、本来の輝きをサポートしてくれることが期待でき、透明感が期待できます。
プラセンタは、どの動物由来かを確認して、万が一食べ物などでアレルギーのある動物があるならば、その動物由来ではないものを選ぶようにしてください。また、ビタミンCと一緒に使用すると、より美肌をサポートするパワーがアップするといわれています。
「プロテオグリカン」がおすすめ。
乾燥肌を潤わせるといわれるヒアルロン酸と同等以上の保水力を持つのがプロテオグリカン。潤いが長時間継続するという実感を得る方も多く、お肌にハリと弾力を与えるリフトアップが期待できます。
コラーゲンはたんぱく質の一種で、人間の皮膚の70%がコラーゲンでできているともいわれています。しかし、コラーゲンは年齢とともに減少し、質も劣化してしまいます。これが年齢とともに肌あれやクスミ、小ジワなどの原因に。コラーゲンを直接お肌につけることで補えるのがコラーゲン原液です。
一言でコラーゲンといっても、分子の大きいものだと皮膚に吸収されにくい場合も。皮膚への浸透性が高く、細胞の生理活性作用も高いとされるジペプチド・トリペプチドとよばれる小さい分子のコラーゲンと、潤いが肌から逃げるのを閉じ込める大きな分子のコラーゲンの両方が含まれているサメ軟骨由来のコラーゲン原液などがおすすめです。
「セラミド」をお勧めします。
セラミドは、肌の表皮に存在する肌を守るのにもっとも重要と言われる成分のひとつです。敏感肌の方はセラミドが不足することが原因であるともいわれています。セラミドは、「使用したあとの変化を実感しやすい」という方が最も多い成分でもあります。
セラミド原液を取り入れる場合は、ヒトのセラミドに近いバランスを持っているものを選ぶようにしましょう。
ずばり「ヒト幹細胞培養エキス」です。
肌の表皮や真皮に存在する幹細胞を活性化して肌のターンオーバーを促す効果が期待できると「幹細胞コスメ」が話題ですが、ヒト幹細胞培養エキスを直接肌に塗ることにより、肌の表皮細胞や真皮細胞を活性化してくれる作用が期待できます。
ヒト幹細胞培養エキスを直接肌に塗ることにより、肌細胞になり変わったり、分化して、整肌効果が期待できます。
ヒト幹細胞培養エキスは、ヒト由来の幹細胞を培養し、抽出することで作られます。 有用成分を培養液に効率よく分泌させるには、培養中に実際に生体の中でおきるトラブルを模倣し、最適な酸素の量や温度変化、振動などの刺激を与える環境が必要です。この工程をきちんと行っているヒト幹細胞培養エキス原液を選びましょう。
LPS(リポポリサッカライド)です。
玄米や明日葉、ワカメやメカブといった食品からも摂取でき、免疫力に関わる成分として認識されています。 LPSは、お肌の免疫力も高めてくれる効果が期待でき、お肌が疲れやすかったり、ダメージが出やすいという方にもおすすめです。
特に敏感肌の方には、アレルギー物質の少ない無農薬由来の成分を使用したものがおすすめです。
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