夏バテ予防レシピを紹介!今年こそは夏バテしない♩対策よりも予防が肝心
夏バテをお食事で予防しよう!
毎年夏バテしてしまう、というあなた。今年こそは予防レシピで夏バテ知らずの体になりましょう。食欲が落ちる前、今の季節から始めるのが大切ですよ!
夏バテとは?
そもそも夏バテとは夏の暑さで体力が落ち、自律神経が乱れて体調不良を起こすことです。ですから、正しくは秋の初めのころの暑気あたりのことを指す言葉です。
しかし、現在では夏に入る前から自律神経を乱す人が増えてきたため、初夏の不調も夏バテというようになりました。5月の終わりから7月にかけて体調を崩す主な原因は、室内の温度と室外の温度差の差が激しく、また短時間のうちに温度差を何度も繰り返すため、もともと人間に備わっている体温調節機能がついていけなくなります。
体温調節には自律神経が関係しています。体温は自分で意識してあげることはできませんよね?このような人間の意志で制御できない身体の反応を、「不随意反応」とよび、自律神経が外気に合わせて、寒ければ体内で熱を起こす反応を、暑ければ体の熱の放散をして、調節しています。具体的には血管を収縮させたり、発汗を促したりするのですが、外気変化の頻度が激しいと、自律神経はどちらを行なえばいいのか混乱し、これが自律神経の不調による夏バテ症状を引き起こします。
具体的な症状としては、食欲不振、睡眠リズムの乱れ、疲れ、などです。
夏バテ防止のためには?
夏バテを予防するためには、自律神経に負担をかけないようにすることが重要です。
・気温差をできるだけ減らす
自宅で過ごすときに少しエアコンを我慢したり、エアコンの温度を上げるようにします。
・汗をかく練習
気温が上昇し始めるころは、まだ体が「暑さ」に慣れていません。汗ばむ程度の軽い運動を取り入れて、「汗の書き方」を体に思い出させてあげましょう。
・水分補給
梅雨時は湿度が高くのどの渇きを感じにくく知らず知らずのうちに体が水分不足になっています。体の水分量が減ると血流にも影響しますので、定期的に水分接種をします。しかし、一度に大量の水を飲む土肥町に負担がかかるので水分接種はこまめに行うのがおすすめです。
おいしく食べて夏バテ予防
夏バテの症状の一つに食欲不振があります。栄養を十分に取らないと、疲労、睡眠に影響を与え夏バテを悪化させます。必要な栄養を十分に補給して夏バテ予防をしましょう。
夏バテ予防につながる栄養素とは?
夏バテ予防効果を期待するには、疲労回復に必要なビタミンB1やビタミンC、そして汗をかいて体内から失われた栄養素補給のためミネラルの摂取を心がけます。また、胃腸を保護するのに有効なのが、山芋やオクラなどいわゆる「ねばねば食品」です。さらに「酸っぱい食べ物」食欲不振の時にもさっぱりと食べやすい食欲増進効果と疲労回復効果が期待できます。
夏バテ予防につながる食材は?
先ほどご紹介した夏バテ予防につながる栄養素を含む食材は以下のようなものです。
旬の食べ物を中心に、ビタミンBが豊富な豚肉や、ビタミンBの吸収を助けるアリシンを含むニンニクや玉ねぎもおすすめですよ!
豚肉・青魚・レバー・うなぎ
ニンニク、玉ねぎ
納豆・山芋・オクラ
かぼちゃ・トマト・ゴーヤ・アスパラガス・ほうれん草
レモン・梅干・柑橘類
これらの食材のほかに、香辛料は食欲増進作用があります。スパイスを組み合わせると食欲の落ちたときにも少しは食事がとりやすくなります。
夏バテにおすすめ!「ガンボスープ」
日本ではまだまだメジャーではないスープですが、夏バテにおすすめなのがこの「ガンボスープ」です。
名前の由来はスープのとろみに使われるオクラです。オクラの英語名「gumbo」、オクラで作るスープです。
ガンボはアメリカ南部からメキシコにかけての地域で食べられている煮込み料理、地域によって具材が違っていたり、様々なアレンジも楽しめる、シチューやスープのような料理です。ルーツはフランスのブイヤベースと言われています。
基本はエビなど甲殻類からとったスープに、セロリ、ピーマン、玉ねぎ、ニンジンが入っています。
出典:pixabay
夏バテ対応!ガンボスープ風レシピ
【材料】
・オクラ(小口切り)
・にんにく(みじん切り)
・バター
・タマネギ(みじん切りか薄切り)
・ゴーヤ・アスパラガス・ニンジン・かぼちゃ(冷蔵庫にある余り野菜なんでも!)
・豚肉
・トマトの水煮缶
・唐辛子
・塩コショウ
・ウスターソース
【作り方】
1.厚手の鍋にバターを溶かし、ニンニク、玉ねぎをしっかりと炒める。
2.一口大に切った豚肉を入れしっかりと炒め塩コショウで味付け、トマトの水煮を加える。
3.1センチ角に切った野菜とオクラ・唐辛子を入れて柔らかくなるまで煮込む。
4.火が通ったらウスターソースで味を調えて完成。
豚肉の代わりに、エビを使ってもいいですし、食欲がない時には野菜がに溶けるまで煮込んでもおいしくできます。
ローリエがあれば、一緒に煮こむと豚のくさみを抑えられます。
スパイシーな味わいで、酸味もありますので、食欲の落ちたときにも食べやすいスープです。また唐辛子ので体の冷えを防いだり、発汗効果も期待できるので汗をかく練習にもつながります。
また、こちらのレシピに市販の「ハヤシライスのルー」や「カレールー」を溶かすとご飯にかけて食べることもできます。
いかがでしたか?
疲れを感じる前から予防を始めて、ぜひ、日々の暮らしに少し工夫をしたり、栄養バランスを考えたおいしい食べ物を食べたりして、元気に夏を迎えましょう!