ブラジル産プロポリスに認知症予防の可能性が?7年間にわたる研究成果がヒトで実証
世界初!プロポリスで高齢者に対する認知機能の低下を防ぐことが明らかに⁉九州大学の研究結果とは?
九州大学大学院歯学研究院所属、武 洲准教授が行った研究では、
プロポリス300の服用により、高齢者に対する認知機能の低下を防ぐことを世界で初めて明らかにし、2018年4月にオランダの国際学術誌「Journal of
Alzheimer’s disease」に掲載されました。この研究は、健康食品や化粧品のミツバチ産品を製造・販売している「山田養蜂場」のみつばち研究助成基金や学術振興会の科学研究費、中国青海省人民病院の朱愛琴教授、呉世政教授との共同研究によるもの。今回は、研究の概要や成果についてご紹介していきます。
認知症とアルツハイマー病について
出典:写真AC
認知症は加齢につれて有病率が高くなり、発症には慢性全身性炎症が関連することが知られています。しかし、認知症の60-70%を占めるアルツハイマー病には現在根本的な治療法がなく、全身性炎症の症状を低減する予防策が重要です。
九州大学武 洲准教授が行った研究
日本では高齢者人口の増加に伴い、アルツハイマー病の患者数は増加、介護や医療費負担が急増しています。これらの問題を解決するため、認知症予防を目的として「ブラジル産プロポリス」に着目し、プロポリスの認知機能ならびに全身性炎症への効果の検証を行いました。
研究対象について
低酸素環境に住む高齢者の認知機能が著しく低下することから、今回は中国チベット高原(海抜2300メートル以上)に住む健常な高齢者を対象に、プロポリスの認知機能並びに全身性炎症への効果の検証を実施しました。具体的には、、㈱山田養蜂場の“プロポリス 300”を服用するグループ(被験者)と、プロポリスの成分を含まないそっくりなものを服用するグループ(効果を比べるための対象群)に分けて24か月間で効果を検証しています。
気になる研究結果は?
プロポリスが中国チベット高原に住む健常な高齢者の認知機能低下ならびに、全身性炎症の改善効果をもたらすことが明らかになりました。
研究に携わった武 洲准教授によると、
「持続的なプロポリスの摂取も認知症の予防に期待できそう」とのことです。
プロポリス300とは?
出典:pixabay
今回の検証にも使用された、㈱山田養蜂場“プロポリス 300”はプロポリスの含有成分をアルコール抽出・超臨界抽出・水抽出の 3 種類の抽出法で抽出・精製したプロポリスエキスを使用しています。
1粒の中にはこのプロポリスエキスを 75.6mg 含有し、(財)日本健康・栄養食品協会による 1 日の摂取目安量をわずか3粒でクリアできるんですよ!
山田養蜂場のプロポリスへのこだわり
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プロポリス300を製造販売している山田養蜂場は、世界各地のプロポリス産地を訪れ、品質を比較検討した結果、世界的に評価の高いブラジル産プロポリスの中でも、特に有用成分が多く含まれるグリーン系プロポリスを使用しています。
プロポリスの品質は、採取地の自然環境やミツバチの種類に左右されるのですが、自然豊かなで、天然ハーブの自制するブラジルは、プロポリス採取にも大変恵まれた土地。
そこで生み出されるブラジル産プロポリスは、抗がん作用の可能性が指摘される成分であるアルテピリン C を始めとして、抗酸化作用のある有用成分が豊富に含まれているのだそうです。
認知症予防効果が実際の高齢者で実証されたというのがオドロキですね!ミツバチからいただくプロポリスには美容効果や健康維持が期待できることは分かってはいましたが、今後ますます注目がアップしそうですね!