例年11月1日から年賀状が発売されます。今年もすでに販売は開始され、2020年1月10日まで購入することができます。準備を始めるひと、毎年ぎりぎりになってしまう人、今年はもうやめようと決意する人、年賀状に対する思いは人さまざまです。年賀状事情を改めてみてみましょう。
現在のように特典(お年玉付き)が付いた年賀状が初めて日本で販売されたのは昭和24年12月と戦後のことです。当時の発行枚数は1億8千万枚でした。
その後日本の経済成長とともに発行枚数は増え、家庭での印刷機の普及なども伴ってピークの2003年で約44億6千万枚となります。気になる今回の初版枚数は23億5千万枚です。
年賀状の販売場所は、郵便局のほかコンビニ、郵便局公式の「ゆうびん.jp」を使うとネットで注文、登録場所まで届けてくれます。また、支払いは受取時の現金払いか、ネットショップを使ってのクレジットカード払いも可能になります。
例年、年賀状のデザインには無地やキャラクター付き、地域デザインなどがありますが、今年はオリンピック寄附金付き年賀はがきが登場しています。この寄附金は東京2020オリンピック・パラリンピックの運営などの資金にされます。
年賀状といえば、お年玉くじがついていることが楽しみのひとつ。2020年1月19日に抽選会が行われます。
おなじみの景品といえばふるさと小包、切手シート、そして現金が当たります。2020年はこれらに加えて、オリンピックの開会式のペアチケット、閉会式のペアチケットが2本ずつ、競技観戦のペアチケットも約180本用意されています。
年賀状もオリンピックイヤーのスペシャルバージョンになっているのですね。
年賀状離れは若い世代で進んでいます。高齢の方の中にも年賀状の差出が負担になり「今年で最後のご挨拶」と書かれているものを見かけるようになりました。一方で、差し出さないと決めていても、お正月に届いた年賀状には返事を出すことになり、年明けからバタバタしてしまうという声も聞こえてきます。
人付き合いのスタンスは人それぞれ。年賀状の在り方も個人で考えていきたいですね。
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