喪中なのに年賀状が届いちゃった…返事は出すのかな?
喪中欠礼、返事の仕方やだしかたについてのマナーについて。
年賀状を出さないでメールで済ませる人も増えてきていますよね。
毎年なんとなく、少しずつ減らしたい…なんて思っていてもいただいたお手紙や年賀状に返事を出さないのも失礼な気がします。
さて、喪中欠礼もどの辺りまで出したらいいのかな?なんて思って出さないままでいたら新年に賀状が届く、ということも良くあります。
その場合はどのようにお返事を出すべきなのかな?
出典:写真AC
喪中欠礼って?
その年に親戚がなくなったら喪中での年賀の欠礼を出すのが風習になっています。
通常喪中欠礼を出すのは「例年年賀状を出している人」が対象になります。亡くなった事実を相手が知っているかどうかは関係なく、ご挨拶ができないことのお知らせのためです。
喪中を出すのは通常2親等以内の親戚と言われています。しかし、重要なのは気持ちの問題ですし、会社関係などの場合欠礼よりは通常の年賀状のやり取りのほうが良い場合もありますし、また関係性も同居の親しい方がなくなったら2親等かどうかは関係なく喪に服する気持ちを表す場合もあります。
出典:写真AC
ただ、ペットがなくなったという場合は微妙かな?受け取った方と喪中のあいさつを出す方との関係が将来にわたっては重要になるので、本当に親しい友人に自分の家族同様のペットたちがなくなった悲しみを伝えて理解でしてもらえることはあっても、あまりお付き合いのない方に一方的に伝えても相手は戸惑うかもしれませんね。
喪中欠礼を出しそびれて年賀状が届いたら
喪中で親戚がなくなったことを大っぴらにするのもなー…なんて迷って出さずにいたら年賀状が届いて焦る!ってありますよね。
その場合は寒中見舞いを出します。(暑中見舞いの冬バージョンね!)寒中見舞いには誰がなくなったかと、そのために新年のご挨拶ができなかったことのお詫びを書き添えてくださいね!
喪中欠礼でも年賀状がほしい!
出典:写真AC
年賀状ってその人の一年の決意が書かれていたり最近では写真やメッセージ自体が楽しくてもらうと嬉しいですよね。
喪中で自分は出せないけど、相手の年賀状を受け取りたいなーと思う方もいらっしゃいますよね!
通常は喪中欠礼の際にこちらからのご挨拶は控えるけど毎年年賀状を楽しみにしているので喪中に関係なく年賀状を送ってね!という趣旨の文言を添えます。
また、喪中をあえて出さないでいるのも一つの手段です。
ただ、年賀状を出すのも気が引けるのであれば松の内(1月7日)を過ぎてから寒中見舞いを出してもいいです。こちらも喪中欠礼の返事と同様の内容を書き、年賀状が毎年楽しみだったため寒中のお見舞いを差し上げた。ということも書き添えます。
クリスマスカードに喪中は関係ない!
出典:pixabay
友人によっては年賀状よりもクリスマスカードが届くという人もいます。
キリスト教には日本の文化のように喪に服して穢れを落とすという習慣はありません。(違う意味で喪に服する祈りの気持ちはありますが)ですから、クリスマスカードをお送りするのもいい方法ですよ!
気持ち的に「おめでとう」を使うのがつらい場合はよいお年をお迎えくださいね!という内容で構いません。
年賀状はメールに切り替える方も多いようですね。
それでもいいと思うのです。緩やかに一年に一度旧知の人とつながれることはやっぱり安らぎを感じますしね。
一年に一度ちょっとした近況をお知らせすることでなんとなくでもつながるのも悪くないなーって思いますよ!