ナノテクノロジーとか言うけど、ナノってなんなの?
ナノテクノロジーとマイクロテクノロジーでは大きさが違う。
最近化粧品やら家電やらに「ナノ」ってついてくる。
なんかちょっといい商品についてる気がしてるので「ナノ」ついてたらいいような気がするけど、あれなんなんでしょ?
ナノってなんなの?
国際単位系 (SI) における接頭辞の一つで、以下のように、基礎となる単位の10-9倍(=十億分の一、0.000 000 001倍)の量であることを示す。
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国際単位?なにそれ??
ちなみに国際単位ってのはそれまであった「メートル法」を発展させて1954年に国際的に決められた単位なんだそうです。
メートル法は「K(キロ),M(メートル),G(グラム)」の単位を組み合わせていろいろなものの量を表現しました。
アメリカ行くと重さはほとんどポンドだし、距離はキロの時もあるけどマイルがほとんど。…フランス発祥だから気に入らないのかしらね?
余談はさておき、十のマイナス9乗って小っちゃすぎてわからんね「ふーん」としか言いようがないわ。
日本語では「1nano」は「一塵」と表現されます。チリよりはナノのほうが小さいよね。そしてナノの語源はギリシャ語の「小人」です。10億分の一の大きさの小人は、もしいたとしても気が付かないよ。
ちょっと前はマイクロだったのに
ナノテクという言葉を聞く前はマイクロテクノロジーとか言ってましたよね。
ちなみにマイクロも国際単位だそうで10のマイナス6乗です。(日本語「一微」、語源ギリシャ語「小さい」)
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マイクロ=ミクロ=ミクロン
え?「ミクロ」知らない??
映画「ミクロキッズ」や「ミクロの決死圏」を見たのが懐かしい…(どちらも人間が小っちゃくなるお話です)
「ミクロ」めっちゃ小っちゃいイメージで使っていました。
今でも「ミクロ経済学」なんて言葉もあります。ミクロ経済とは個人、家庭、企業など単体の経済活動の分析です。
世界経済から見たら[微」なんだね。
「ミクロ」はドイツ語発音で「マイクロ」が英語読み、そして何語かわからないけど「ミクロン」も意味は一緒です。(と、言うことを私が知ったのはつい数年前です。)
技術の発展でもっと小さく
原子の大きさが約1ナノ・メートルです。
技術発展とともに原子レベルでコントロールすることが可能になりました。ですからそういった技術を使った製品などには「ナノテク」「ナノ」とついているんですね!
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ナノケアーがしたい
女性にとっては大敵な乾燥の季節がやってきました。
年々カサカサ度が上がってきている。気のせいよっ!と、思えないレベルになってきた。
毎年毎年某大手メーカーのスチーマーの前で足を止めては、ちょっとだけ蒸気を浴びて癒される。
あのスチーマーは、ナノサイズの蒸気が出るのでが角質の奥まで浸透、お肌が潤います。
通常のスチーム(お風呂とかお湯を出した時の湯気)は粒子が大きいのでお肌の表面のみで「奥の奥」までは届かない、と口コミに書いてました。
うーん、ナノを実感したい!
小さすぎて「ふーん」な反応もお肌がすべすべモッチモチになればナノに感謝できるのにー!!
通産省の「ナノテクノロジーを応用した製品の例」には日本で製品化されている商品名が206も掲載されていた。
くまなく調べたけど、ワタシが使っているものはなかった。一部のドライヤーや冷蔵庫にもナノテクが、コンピューターや医療関係と様々な分野でナノは取り入れられている。
もしかしたら、実感できないだけで意外と身近になのが転がっているのかもしれない。