ワークライフスタイリストの宮本佳実(34)は高校卒業後、アパレル販売員、一般企業で人事・受付を経て、個人向けのスタイリングサロンをオープン。現在は、起業セミナーや講演活動を行なっており、年収は1,000万円~2,000万円だそう! 彼女の収入源となっているのは、モノではありません。起業といえば、まず思いつくのが何かモノを売って、収益を上げることをイメージする人が多いのではないでしょうか。しかし、宮本さんが提供するのは、起業や経営のノウハウ、そして自身が経験を通じて学んだ幸せと豊かさを手に入れられる生き方といった価値です。
アメリカ映画『Sex and the City』のヒロイン、キャリー・ブラッドショーに憧れていたという宮本さんは、パソコンを持ってスター・バックスへ行き、セミナーの資料を作成したり、自身の書籍を出版するための原稿を執筆する日々を過ごしており、まさに、キャリー・ブラッドショーのような行き方を体現しています。「女性は「どう働くか」よりも先に「どう生きるか」ということを考えることが幸せの近道なんじゃないかと思うようになった」という宮本さんが、「好きなことを、好きな時に、好きな場所で、好きなだけしていたい」と自分の欲求に正直に向き合った結果、ライフワークスタイリストという仕事を確立するに至ったのです。そして今、このビジネスは、生き方を模索している多くの女性たちに知恵を提供しているのです。