HVAC&R JAPAN 2018(冷凍・空調・暖房展)で最新エアコン見てきました!
「第40回冷凍・空調・暖房展」で発表された最新エアコン「ダイキンrisora」と「三菱エアコン霧ヶ峰FLシリーズ」がスゴかった!
“日本最大の冷熱ビジネスチャンス!”をテーマに、2018年2月27日(火)から3月2日(金)にわたり、一般社団法人日本冷凍空調工業会の主催『HVAC&R JAPAN 2018』が開催されました!『HVAC&R JAPAN 2018』では、産業用・業務用などの空調や太陽光や風力発電システムなど「再生可能エネルギー利用機器」、「ガス空調システム」、「コージェネ」、フロン対策などのための「環境対策機器・システム」と空調に関する最新技術が各社から一堂に集められました。
会場には様々な最新機種が集められていましたが、その中で注目だったのが、リビングに設置してもインテリアのようなおもむきがあるダイキンのエアコン「risora」や、三菱電気 ルームエアコン「霧ヶ峰、FLシリーズ」などです。今回はこちらの2機種をリポートしていきますね!
最上位機種の機能性で185mmの薄型設計!ダイキン壁掛形エアコン「risora」

まずはダイキン工業「risora」をご紹介しましょう。ダイキンといえばオリジナルキャラクター、ぴちょん君をご存知の方も多いのではないでしょうか?当日は、ぴちょん君も会場でPR活動に励んでいましたよ!
ダイキン工業は2018年3月発売の「risora」と従来のラインナップ機種である「うるるとさらら」の最新機種「うるさら7」が紹介されていました。
「risora」のここがスゴイ!
その1.「185mmの薄型設計でも最上位機種並の性能」
驚いたのが「risora」の薄さです。部屋の設置イメージとしてデモ機種が展示されていましたが、でっぱりが少ない!最近のエアコンは高機能ですが壁に設置した時に全面への張り出しが気になるものもありました。しかし「risora」はこだわりの機能も詰め込みながら、なんと185mmしかありません。

「risora」では、温度設定が0.5℃きざみで指定できますし、設定した温度に到達した後も除湿を行い、より快適な湿度にコントロールします。また、夏時期の冷房は風が直接当たらないよう、天井に沿って吹き出す「天井気流」で部屋全体にコントロールされた空気を届けたり、気流や壁や床に沿わせ、風をからだに直接感じにくい「垂直気流」で暖房したり、快適な気流コントロールも行います。さらに床温度センサーで温める位置をコントロールするなど、その機能は全く妥協していないことに驚きでした。
「risora」のここがスゴイ!
その2.「インテリアや部屋のイメージに合わせて7色展開」

エアコンといえば最近では白いものが中心のカラー展開ですが、「risora」ではパネルカラーが7色から選べます。部屋のインテリアに合わせて選ぶことができますよ!また、運転中のパネルが開いた形状も、美しいシルエットを保つデザインになっています。
将来的には、「アロマ機能付き」や「オリジナル塗装」も?

最上段:アロマ機能付き、2・3段目:オリジナル塗装参考商品
ダイキン工業では参考商品も発表されていました。まずは、「アロマ機能付き」です。エアコンにアロマディフューザーがついていれば、さらに快適空間が実現できそうですね。また、自分好みにデザインできる塗装も将来的に実現していくために、開発検討中とのことでした。
三菱エアコン「霧ヶ峰、FLシリーズ」もおしゃれ♪

三菱エアコンのブースでは霧ヶ峰の最新機種が出展されていました。こちらも、機能、カラー共に従来のエアコンのイメージを発展させた商品でしたよ!
3色カラー展開、リモコンのデザインも本体に合わせた仕様

こちらのパネルも従来の白よりももっとお洒落で通夜のある「パウダースノウ」の他に「オニキスブラック」「ボルドーレッド」とシックで深みのあるパネルカラーです。ツヤツヤで美しい表面仕上げの秘密は透明パネルとその裏面のヘアライン加工、光を反射する塗装層とのこと。それぞれの層が複雑に光を屈折・反射し、見る角度によって多彩な表情をつくりだし、インテリアに調和しながらも、より上質な空間を演出してくれそうでした。また、リモコンも本体に合わせたデザインとカラーになっているため、部屋に置いていても違和感がなく溶け込んでいました。
「ムーブアイ極」がスゴイ
三菱エアコン、独自のセンサー機能「ムーブアイ」がさらにアップさせた「ムーブアイ極」を搭載しています。ムーブアイ極では、エアコン本体に搭載した赤外線センサー「ムーブアイ極」が、床・天井・壁などの住空間の温度、お部屋にいる人の位置、手先足先などの部位を含む体の温度変化を0.1℃単位で測定し、快適な風を送るので、部屋にいる人は快適を体感できます。
気流をコントロールする「匠フラップ」
エアコンの風が直接当たって寒い、暖気が上にたまって部屋全体が温まらないという従来のエアコンに対する不満を解決してくれるのが、霧ヶ峰の風を操る技術「匠フラップ」です。4枚のフラップがそれぞれ独立して動くため、部屋に2名の人がいた場合、それぞれの人に同時に快適な風を送ります。また、全身をやさしく包み込む立体的な風を起こし、冷やしすぎない心地よい空間をつくります。
最新機種にはメーカーや開発者のこだわりが詰まっていました。また、最新エアコンは従来の空調としての機能だけではなく、インテリアの一部としてもデザインを求められているんですね。会場の熱気もあり、「これは、さっそく買い換えたい!」と思いましたよ!エアコンの買い替え時期を迎えている方はぜひ参考にしてみて下さいね。