銀行の選び方

銀行口座はライフスタイルに合わせて！面倒でもこまめに切り替えよう 前回に引き続き銀行口座のお話
銀行口座の整理が済んだら「自分にあった銀行さがし」をしてみよう。

お金を増やすのが難しい時代
超低金利時代です。お金を増やすのは不可能といっていい。
大手銀行の普通預金は0.02％
同行の1年までの定期預金は0.025％(300万円まで）
1年間100万円を預けると利息は普通預金で200円、定期で250円ここから税金（20.315％）が徴収されるので年間で実際に増えるのは普通預金で160円、定期預金で200円なのです。
定期預金で「使えなくなるリスク」を考えると、無駄遣いしない！！と心に誓って普通預金にしておいて緊急事態に備えたほうがマシなのですね。ただね…使っちゃうよ。お金が目の前にあるとね。

銀行を選ぶ時のポイント
銀行の使い方は人それぞれ。ですから一概に｢〇〇銀行がおススメ」とは言えないんです。
ライフスタイルをうかがってトータルでこの銀行がいいよ、とアドバイスすることはありますけどね…
ワタシが今までに受けた相談や、自分の生活の中で注目してきたポイントを並べてみます。

1.手数料を払いたくない
銀行のATMに行く時間がない！手数料のかからない18時までに銀行やATMに行くなんて無理！
だからコンビニATMで！お買い物もついでにね♡
時間外手数料は108円～216円。受取利息なんてあっという間に飛んで行っちゃう！

2.振込手数料も払いたくない！
ネットでお買い物やオークションを使う場合振込で代金を支払うこともあります。
口座保有銀行からほかの銀行に振り込みをする場合270円から432円の手数料がかかります。現金の振り込みならそれ以上！
うーん。せっかく割安なお買い物をしたのだから、送料や振込手数料のコストをかけたくないですよね。


3.ちょっとでもいい！増やしたい
ちょっとでもお金を増やしたい時には「使えなくする」のが有効なんですね。
でも定期預金にして1年も使えなくしちゃうと急な出費に対応できない。急な出費で一番大きいのが病気、けが。
保険があるじゃん！と思っている方、あれは後から払われるものが多いので一旦は立替です。
預金額が少なく、少しでも増やしたい方におススメなのが「超短期定期預金」です。
1週間、2週間で満期が来ます。急な出費が来るまでは普通の定期預金として自動更新をしておけます。毎月利息が記帳されるのも「小さな幸せ」を感じます。
どうしても必要なときは最も近い満期日のものの解約手続きを取ると無駄遣いの防止になるんですね。
2015年に入ってから超短期定期預金の金利が引き下げになりましたがそれでも0.1％、普通預金よりも上です。

出典：pixabay

ネットバンクは通常の金融機関よりも一歩リード
ネットバンクは3つのお悩みどれをとっても一般の金融機関よりも「ちょっぴり便利」なんですね。
でもここからは3つのうちのどれを選ぶかでどのネットバンクを選ぶかが変わってくるんです…
しかもネットバンク、預金残額によって優遇が違う。そして、優遇内容もほとんどお知らせなく変更する。
つねに、ホームページを確認しながら自分のライフスタイル(振り込みが多い、ATMの利用が多い）に合っているか確認しながら付き合わなきゃいけないのです。
1～2年おきに見直しを
手続きは郵送でできるのでライフスタイルの変更に合わせて定期的に見直し、口座を新規で作って自分が使わなくなった口座を解約しながら上手にお金と付き合っていきましょう。