誰でも読める電子マガジン『GJ Journal』が面白い!
女性が作った無料ジャーナル「GJ Journal」のご紹介
雑誌って最近わざわざ買わなくなりました。
病院や銀行での待ち時間に置いてあるものをペラペラッとめくることはありますが毎回買って読もう!とは思わなくなった。
わざわざ雑誌買わなくてもスマホで興味ある情報が引き出せるのもあるかもしれないですね。
さて、そんな中でちょっと興味深い電子マガジンを見つけたのでご紹介。
女性が作った広報誌「GJ Journal」
GJって?
「下水道女子」だそうですよ!この広報誌は「下水道分野で働く女性のマガジン」として平成28年1月に創刊されました。
創刊といっても電子ジャーナルですので書店で販売されている訳ではありません。
下水道の広報用に作成されていますが内容は女性目線ですので実生活に即しているというか、小難しくなく読みやすいです。
マンホール写真コーナー
写真AC
地方には面白いデザインのマンホールがあります。
マンホールの写真集や魅力紹介の本も出版されるほどです。
GJ ジャーナル内にもマンホール紹介コーナーがあり、創刊号ではユニバーサルスタジオ内にある素敵なデザインのマンホールのふたの写真が掲載されています。
連続企画で毎回様々な地方のふたのデザインがご覧いただけるようですよ!
ラーメンの汁 300ml をキレイな水に戻すには、1600mlが必要
下水道に直結する家事、調理の後片付けについてのちょっとしたエコの工夫も紹介されます。
おだしやお汁を下水道にそのまま流すと浄化が大変なので、リメイククッキングで食べるといいそうです。
下水道にやさしいコラムとして、家事の工夫が紹介されています。

wikimedia
下水道の現場で働く女性の様子や「あるある」紹介も含め普段の生活では気が付きもしなかったこともこのジャーナルの面白さなのですが、最も共感できるのは働く女性の矜持・熱意を感じるところです。
働く分野が違っても目的に共感できる
創刊号の紹介文にこのジャーナルの主体である「GJ リンク」のモットーがのっています。
「やれる人が、やれる時に、やれることを」
また以下のような活動方針も書かれています。
■ 今、下水道分野で働いている女性たちが、「仕事を楽しむ」こと。
■ 女性同士、仕事の楽しさについて共感し合うことで、もっと楽 しみを増やすこと。
■ 楽しく仕事する様子を、多くの人に知って頂くこと。
■ そんな風にみなが楽しく仕事している「下水道」のことを、多くの人に知って頂くこと。
出典:GJ Journal
これは下水道業界の女性に限らず「働くこととは?」と考えたときにどんな仕事をしているひとにも必要なことのような気がします。
また、「下水道業界で働く女子がオススメする 今月の一冊」
というコーナーでは数冊の書籍が紹介されているのですが、下水道に関する読み物と一緒に女性の働き方に関する書籍も紹介されています。
ジャーナル全体を読んだ時に女性の進出がまだ未分野のしかも世間的にもマイナーな「下水道女子」たちのちょっとしんどいながらもなんとか自分たちで鼓舞して道を開こうとする姿勢のようなものが感じられます。
ピンクやパープルをあしらった表紙のデザインも女性らしさを感じます。
女性が自ら作った「下水道女子」のジャーナル、ネットで簡単にご覧いただけますので是非ご一読ください。
下水道分野で働く女性のマガジン「GJ Journal」はコチラ
http://www.gk-p.jp/gjlink/GJ-journal.html