ここ数年、雨による大きな災害が各地で起きています。政府は、災害に備える各自の心構えの重要性も訴えています。そこで改めて防災グッズの点検、非常食の入れ替え作業をお勧めします。
携帯電話やお財布も非常時には持ち出せるよう、常に近くに置いておいてくださいね!
今年は、コロナ感染対策で、避難所の人数制限を実施しているところも。避難先で感染するリスクを最小限にするために、消毒液や除菌シートをこれまでの防災グッズに買い足しておきましょう。
また、避難所の駐車場へ自家用車で避難、そのまま車中泊をするという方もいるようです。タオルケットや寝袋などがあるといいかもしれませんね。
コロナウィルス感染症の影響や、夜間に発生した災害の時には、無理して避難所に向かわない方がいいという考え方もあります。そんな時は、雨の場合は、洪水を逃れるため上の階に移動する縦避難や、がけや崩れそうな場所から離れた部屋に移動して、できるだけ各自が命を守る行動をするようにします。
ただ、本来であれば、早めに安全な避難所に移動するのが一番です。しかし、それぞれの家庭の事情に合わせて、非常時の自宅避難や、近隣の家族・友人宅、場合によっては、ホテルなどの宿泊施設へ一時避難することも、選択肢に入れておきましょう。
自宅避難では、普段の食事用や軽食用にストックしているカップ麺や缶詰が、非常時に役立ちます。災害専用の保存食は長期保存用で5年ほど保存できるものもありますが、いざという時のために、レトルトなどをある程度購入しておくのもおすすめです。
災害が発生すると、停電になったりガスが止まったりと調理ができない事態も発生します。カセットコンロがあれば調理できますが、それも難しい場合は、カップ麺を水で戻して食べることができるんですよ!
<作り方>
カップ麺に既定の量の水を入れて30分から60分待つだけ!
<時間はアバウトでいい>
うどんよりもラーメンの方が早く戻るようです。湯と違い、戻しすぎて伸びてしまうわけではないので、時間は厳密に図る必要もありません。
ニュースや気象情報で、「50年に一度の災害」を何度も耳にします。想定を上回る雨量や、防災インフラの経年化で今の時代は、どこで災害が起きてもおかしくないのだと、ひとりひとりが自覚をもって生活をしていかなければなりません。自宅周辺だけでなく、通勤経路上、勤務先で被災することもあるので、生活圏すべてのポイントで、避難先などの確認をしておくことも重要です。
まずは自宅の防災グッズの確認と、入れ替え(買い足し)、お試しで水戻しカップ麺の試食をしながら家族で災害にあった時にどうするかを、話してみてくださいね。
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