2021年は例年よりも早めに花粉の飛散がみられるようです。今回は、今年の花粉事情と、対策についてまとめます。
気象庁の発表によると、2021年2月13日には東京大手町で花粉の飛散が確認されています。東北地方でも2月中に飛散が開始される見通し。スギ花粉の飛散開始は、例年に比べて早い傾向で、ピークの時期も前倒しになりそうです。これは、気温が例年より高めになっていることが影響しています。
飛散量の予測を見ると、例年に比べると、東海と北海道は例年並みですが、九州は非常に少なく、そのほかのエリアでは少なめになっています。
しかし、花粉飛散量が少なかった2020年春と比べると、九州から関東にかけては多め、四国や東海、北陸、関東で非常に多くなるとの予想も。前シーズンに花粉症の症状が軽かった人が、対策を怠ると、今年は大変な思いをしてしまいます。しっかりと対策していきたいですね。
くしゃみや風邪の症状と酷似することもある花粉症。コロナも初期症状は風と似ているため、なかなか見分けがつかず、心配ですね。一般的に花粉症の鼻水は、透明で水っぽいサラサラ、風などの感染症の鼻水は症状が重くなると黄色味を帯びて粘りが出ます。まずは、花粉対策をしっかりとして、それでも症状が出てきたときには、鼻水の状態をチェックすることが大切です。
花粉省の方は目のかゆみや鼻水で顔を触る機会が増えます。コロナウィルスは粘膜から侵入することがわかっていますので、注意が必要です。
コロナの症状と花粉症の症状は共通点が多いです。コロナに感染しているかどうかは、検査をしてみないとわからないという事情を鑑みると、自己診断は厳禁。
日ごろから体調管理とその記録をつけておき、症状が出たらかかりつけの耳鼻科に電話で相談、できる限りの情報を伝え、医師の判断を仰ぎましょう。症状や、行動歴によってはPCR検査を進められることもあるので、通院前に必ず確認してくださいね。
新しい生活様式が取り入れられ、マスクをすることが日常になったため、数年前よりも若干花粉に暴露する機会は減りました。ただ、花粉症の人この季節敏感になります。日々の体調の変化に気を付けて、早めにアレルギー対策をするのがおすすめです。
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