夏休みの宿題のしかたには個性がある！そこには未来予想図も…

夏休みの宿題をきちんとやる子はまじめな大人に？ 夏休みの宿題、小学校以上のお子様のいるご家庭では毎年頭を悩ませる問題です。この宿題の取り組み方には大きく4種類に分けられるのだとか。また、この取り組み方からその子の個性、具体的には与えられた課題に対してどのように対処するかがわかり、また大人になったときどのように仕事に取り組むかがわかるのだそうですよ！

夏休みの宿題の取り組み方4例

夏休みの宿題の取り組み方には、
1. 夏休みの終わりごろに追い立てられてやる！
2. 前半に全部終わらせてしまう。
3. 予定表を作り、その通りにペースをキープ、ムラなく進める
4. やらない
に分かれるのだそうです。


親としては、前半で終了してくれる「2」か、予定を立てそれを着実に実行する「3」あたりが最もありがたいですよね。
多数派は、夏休み後半から追い立てられるように宿題に取り組む「1」です。夏休みの宿題の中には親の協力が必要な工作や、自由研究が入ってきますので、共働きの世帯では子供の宿題のための親のスケジュール調整も必要になり、場合によっては夏休み後半にしか取り組めないご家庭もあるでしょう。そのタイミングで、宿題が思いのほかはかどっておらず、親子とも8月31日（夏休みの終了日）に何とか仕上げた！というパターンも少なからずあるのでしょう。

そして、親として最も避けたいのが「4」のやらないです。先生に怒られる姿が目に浮かび、単純に子どもが嫌な思いをするのを避けたい、というのもありますし、親としての自分の評価も気にはなりますが、いくら言ってもやらない子はやらないという場合もあるようです。

夏休みの宿題の取り組み方は大人になったときの仕事の取り組み方と重なる？

子どもの宿題に取り組む姿勢は、それぞれの個性が反映されるといいます。もちろん、子供は成長するのですから成長過程で少しずつ要領を覚えて、期限内にできるようになるのがほとんどです。しかし、本来的にのんびりとした性格を持っていると、期限ぎりぎりまで着手しなかったりするようですし、計画的な取り組みが子ども時代にできていれば、スケジュールを立てて実行するという手順をそのまま踏襲します。

ここまで言うと宿題をやらなかった子は、社会的にダメなのでは？と心配になるかもしれませんが実はそうでもないんですよ！

宿題をやらない子は大成功の可能性も！

宿題をやらずにすませていた子は、大人から見れば不真面目としか映りません。しかし、親は忍耐強く声掛けし「やらなければならない」と成長段階で気づくのを待ってあげれ場ほとんどの子がちゃんとした仕事のできる大人になります。

宿題をやらない子供の中には「好きな宿題（課題内容）は一生懸命取り組む」という子もいるでしょう。これは、成長がとっても楽しみな子です。好きなことだけやるのはわがままだ！ととらえず、得意分野を見つけてあげる。興味を引く内容をどんどん発展させていくと、専門職や起業して独立できる可能性もある!実際に起業した人の中には、宿題はまじめにやらなかったと答える人もいます。

宿題ができるできないは、親のせいと思うこともあるでしょうが、個性もあるのだということに気が付けば、声掛けのしかたも変わってきます。「やりなさい」だけではうまくいかなくても「今日はこれだけ頑張ってみよう」「いやなら明日にする？でも大変だけどやり切れるかな？」など、少し具体的な指示を与えてあげれば子供の反応も違ってきます。ただ、適切なアドバイスのためには、夏休みの宿題全体量の把握を親がしておく必要がありますので、そこはきちんとチェックしておきましょうね。