もう一つの軍艦島「契島」瀬戸内海クルーズに行こう！！

瀬戸内海「〇〇だらけ」の島第2弾！マニアも一目置く超穴場！もう一つの軍艦島♪広島県「契島」をご紹介♡ 以前瀬戸内海ウサギだらけの島「大久野島」をご紹介しました。
今回は「工場だらけの島」契島をご紹介しますよ！

契島リポート

生きている軍艦島？
瀬戸内海広島県にある契島（ちぎりじま）は「安芸の軍艦島」と呼ばれ一部工場マニアの間では是非行ってみたいスポットとして知られています。
また、軍艦島が無人島なのに対し、契島は今でも住民もいて、工場も現役操業中であることから「生きている軍艦島」「もう一つの軍艦島」とも呼ばれています！


軍艦島よりもちょっと大きい
軍艦島は長崎市から西側に19キロほどの沖合にある離島で約6.3ヘクタールあります。
元はもっと小さい島だったようですが埋め立て工事でここまで拡張させたみたいですよ！
一方契島は広島県竹原市の沖合3キロの地点にあり、大きさはおよそ9ヘクタール。岸から近いので竹原市から見ることもできるんですよ。
ちなみに、本土からの眺め、海に浮かぶ姿がフランスのモンサンミシェルにも似ているので「広島のモンサンミシェル」と呼ばせたい広島人（竹原人）もいます。

契島は何の工場？
島の歴史は明治32年銅の製錬をしたことに始まります。
昭和25年からは東邦亜鉛株式会社が所有しています。島全体を製錬所として使っており、亜鉛、鉛の精錬と硫酸も製造しています。
なんと！日本で生産される鉛の4割をこの島で精錬しているんですよ！


上陸はできません
契島、以前は一般の人の立ち入りもできたようなのですが現在は基本工場関係者以外のかたの立ち入りを禁止しています。
また、工場内は硫酸等も扱っているので危険な場所も多いので一部無断で侵入する一般の方の対策に苦慮しているようです。

フェリーを使って観光クルーズ（気分）♡
そもそも立ち入り禁止なので無理なのに加えて、上陸すると意外と一部しか見えなくてつまらない。だったら全景を海から眺めませんか？
大崎上島（広島県の離島）へ渡るフェリーに乗れば契島を眺めながら瀬戸内クルーズも楽しめますよ♡
大崎上島までの往復船賃は650円ほど（行き先により若干違います）。
契島を眺めながら片道航路30分ほどで到着するのは大崎上島。風光明媚な（なんもない）島です。
上陸するもよし、のりっぱなしで竹原に引き返してもいいそうですよ！フェリーはクルーズ船とは違っておしゃれ感はそんなにありませんが、のる船体によっては桟敷席もあってのんびりできるところがいいんです♪
そして、港に着く時はちょっと調子っぱずれの「瀬戸の花嫁」のメロディーが流れてきます。

Ferry Boat “Sea Friend” / Hyougushi
竹原港にある「海の駅」でイタリアン
竹原港に2015年にできた「海の駅」では瀬戸内海の魚介を使ったイタリアンが楽しめます。
海に面したカウンターもあり！ここのカクテル・チチはお勧めですよ！
でね、竹原には酒蔵が3つもあるの♡日本酒好きな方は竹原に寄り道してくださいな！

軍艦島、2014年年末に行ったのですがクルーズの予約一ヶ月前に入れてようやく実現しました。現在はもっと多い状態だそうです。
しかも外海なので船が出るかどうかも当日朝の天候次第。（ワタシが行った日はお天気も良かったので上陸できてラッキーでした！）
あの映画の撮影現場としても取り上げられましたし人気はまだまだうなぎのぼり中です。軍艦島に行きたい方は予約状況のチェックは必須ですよ！
しかーし！！契島上陸できないけどよーっぽど、台風とか来ない限り大崎上島フェリーは船動きます♡完全に住民の足なので動かないと困る人続出なのです！
同じくらいの歴史がある♪しかもまだ稼働中の契島、ぜひお越し下さいませませ♡