新生活を機に「メイクを変えたい」女性が約5割!メイク落としも見直してみては?
春になるとメイクを変えたくなりますね!メイク落としも変えてみよっか?
資生堂のスキンケア総合ブランド「専科」は、20-30代の働く女性を対象に「新生活とメイク」に関する調査を実施しました。こちらの調査では、2017年春に生活・職場環境が変化した方を対象に「メイクを変えようと思ったか」を聞いた結果、「メイクを変えたいと思った方」が48.1%と半数近くに上ることがわかった一方、メイク落としの方法や、メイク落としにかける時間に関しての意識はあまり変わらない様子がうかがえました。
春を迎えるにあたりメイクを変えたいと思っているあなたに、今回の意識調査の結果と、くすみ対策に大切なメイク落としについて耳寄り情報をお伝えします。
「新生活とメイク」に関する20-30代の働く女性の意識は?
新生活を機に「メイクを変えたい」女性は5割

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まずは、イメージチェンジやメイクチェンジについてについての質問と結果についてですよ!
「2017年春に、生活・職場環境が変化した際、あなたは以下のことを、それぞれどの程度「変えたい」と思いましたか?」という質問に対しては、約半数の48.1%が「メイクを変えたいと思った」と回答しています。また、11.7%の人は、「大きく変えたいと思った」と回答しています。生活環境や働く環境が変わることで、心機一転!メイクも変えてみようと感じる女性が多いことがこの結果からうかがえますね!
実際に変えたアイテムは「ベースメイク」と「目元のメイク」
生活・職場環境の変化に合わせて、実際にメイクを変えた方を対象に「メイクの仕方を変えた箇所(複数回答可)」を聞いたところ、ベースメイクである、
ファンデーション 57.8%で1位、
化粧下地・コンシーラ 52.7%で4位となりました。
また、目もとのメイクアイテムである、
アイシャドウ55.6%が2位、次いで口紅・リップグロスが53.7%で3位となっています。
メイク落としについての意識は?
実際にメイクアイテムを変えた女性たちに、メイク落としについての質問もしてみました。結果は、メイクとは反対に「変えない派」が優勢になりました!
メイクを変えても、“メイク落としアイテム”は変わらずが 6割も!
生活・職場環境の変化によってメイクを変えた方に「メイク落としの使い分け」を聞いたところ、「メイクの仕方によって、メイク落としを変える」と答えた使い分け派が4割存在する一方、メイクの仕方に関係なく、「いつも同じメイク落としを使っている」と答えた方が6割もいました。メイクに合わせて「メイク落としも変える」という見直し意識は低いようです。
メイク落としにかける時間は「30秒未満」が約3割、方法は「自己流」が2割以上
メイク落としにかける時間に関する質問の回答を見る
と3割の方が「30秒未満」と全体で1位、次に多かったのが「1分未満」の22.3%でした。また、メ
イク落としの方法については「なんとなく自己流で」という方が22.5%で1位、「美容部員・店員に効いて」というのが13.5%で2位でした。働く女性にとってメイク落としの時間は、少しでも短縮したいものなのかもしれませんし、また自己流であるがゆえに、時間も短くなっている原因のひとつのようです。
「くすみリスク」を防ぐメイクに合わせたメイク落としのススメ

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本調査結果について、クレンジング指導に力を入れる銀座ケイスキンクリニックの慶田朋子先生に新生活に向けたクレンジングのアドバイスをうかがいました。
慶田 朋子(けいだ ともこ)先生プロフィール

美容皮膚科医・銀座ケイスキンクリニック院長
医学博士。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。日本レーザー医学会認定レーザー専門医。東京女子医科大学医学部卒業、同皮膚科学教室に入局。聖母病院皮膚科などの勤務を経て、2006年に有楽町西武ケイスキンクリニック、2011年に銀座ケイスキンクリニックを開設する。最新の医療機器と注入治療をオーダーメイドで組み合わせ、「切らないハッピーリバースエイジング」を叶える美容皮膚科医として厚い信頼を得ています。皮膚の働きや美肌に役立つスキンケア、生活習慣などのわかりやすい解説が人気で、テレビ、雑誌、ウェブなどでも活躍中。著書『365日のスキンケア』(池田書店)が好評です。
短時間のメイク落としで起こるリスクについて
実は、30秒未満の簡単なメイク落としでは、小鼻や目の下など顔の凹凸部分にメイクが残っていることが確認された実験結果があります*。

メイクが肌に残っていると皮脂やメイクの油脂が酸化し、肌への刺激となって肌に炎症が起こる可能性があります。それだけでなく、肌の炎症は角層機能の低下や乾燥を招いて「くすみリスク」となります。この実験結果からも、30秒未満の簡単なメイク落としは、顔の凹凸部分に「メイクぐすみ」を生じさせる可能性が考えられるのです。
今回の調査結果で回答の高かったベースメイクやアイシャドウを変える方は、メイクの仕方に合わせて数十秒を惜しまず丁寧なメイク落としを心がけて、くすみリスクを防ぐことを心がけてください。
「くすみリスク」に配慮したオイルクレンジングのススメ
理想的なクレンジング方法について
アイホールや鼻の毛穴にはメイクが残りがちになるため、クレンジング剤を手のひらで温め、くるくる円を描きながら馴染ませます。また、まつげや目回りは、力の入りにくい薬指を使うようにします。
その後、ぬるま湯で20回程度すすぎます。すすぎ残しは生え際と首に多いため、特に丁寧に洗うことを心がけてください。お風呂で洗う場合は、熱いシャワーを勢いよく顔に当てるなどせず、洗面器に張ったぬるま湯で洗い、最後に弱流水のシャワーで流します。
オイルクレンジングのメリット
オイルクレンジングは、擦らずとも短時間でメイク汚れとなじみ、毛穴の奥や目周りもメイク残りなくスッキリ洗うことができる高い洗浄力があります。近年のクレンジングオイルは、潤い成分を落とし過ぎる心配も少なく肌への負担を軽減します。また、オイルクレンジングは、テクニック不要でサッと落ちるので、不器用さんが洗浄力を抑えたタイプのメイク落としでごしごしと擦るよりも肌の負担が少なくて済むという点もメリットの一つです。
新生活によってメイクアイテムが変わると、それに合わせてメイク落としも変えて、完全に落とすことが重要です。また「くすみ肌」は自覚がないまま、徐々に始まってある日「ちょっとくすんでる?」と気が付く場合もあります。くすみリスクは日々のお手入れが大切ですので、メイクと同じくらい高い意識を持ちたいですね!
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