働くお疲れ女性の肌対策。女性の疲れと肌に関する意識調査~30代女性は、身体も、お肌も疲れドキ~
お肌の第二の曲がり角は35歳?疲れをカバーするメイクのポイントは?
資生堂の化粧品専門店専用ブランド「ベネフィーク」は、女性の社会進出が進む中、日々さまざまな疲れやストレスに
さらされている女性の疲れと肌の状態を把握するために「女性の疲れと肌に関する意識調査」を実施しました。
30代女性は疲れている!35歳は第二の曲がり角?
20代~50代女性 840名を対象に実施した「身体と肌の疲れの実態」では、30代が最も「疲れている」と感じている
女性が多く、加えて「疲れが肌に出やすくなった」とも感じている多い年代で、身体にも肌にも疲れを感じている女性が多い年代であることがわかりました。特に30-34歳の30代前半は、「疲れている」 「疲れが肌に出やすくなった」ともに高い結果でした。
また、30-39歳の身体の疲れを感じている有職女性104名を対象に実施した「働くお疲れ女性の肌対策」の調査
結果から、
肌の疲れを「目の下のくま」「肌荒れ」「顔色のくすみ・わるさ」などで感じていることがわかりました。さらに35-39歳は、「口角の下がり」「毛穴のたるみ」も肌の疲れと実感し始め、肌悩みが増える傾向にあり、疲れた肌をスキンケアで「お手入れ」するより、メイクで「カバーする(隠す)」ようになることからも、お肌のさかい目年齢となることが伺えました。
30代の女性の実態!この肌悩みが気になったら、お肌が疲れているサインかも?!
30代の疲れを感じている働く女性に対して、『お肌がどのような症状/変化があった時に自分が疲れていると感じる
か』を調査した結果、1位 「目の下のくま」(63.5%)、2位 「肌荒れ」(58.7%)、3位 「顔色のくすみ・わるさ」
(54.8%)と続く結果となっています。これらの肌悩みが気になりだしたら、お肌が疲れているサインかもしれませんよ!
さらに、35-39歳の30代後半は、「口角の下がり」 「毛穴のたるみ」も実感しはじめ、疲れで感じる肌悩みが増える
傾向にあるといえます。

年齢を追うごとにつぎつぎと現れる肌の悩みには、対処が必要です。この対処方法も、30代前半と35歳以降では、違いがあることが分かりましたよ!
第2のお肌の曲がり角? 35歳を境にお肌の疲れ対策にも変化?
「『肌に疲れが現れた』と感じる時に疲れを見せない工夫」を聞き、30~34歳と35~39歳との違いをみたところ、
30~34歳は「マッサージ」 「シートマスク」などスキンケアによるお手入れに注力し
35~39歳はメイクでカバーする(隠す)ことへの注力が目立つ結果となっています。
30代後半は疲れで感じる肌悩みが増えたり、お肌の疲れ対策の変化が生じることから、35歳頃から、「第2のお肌
の曲がり角」となっている傾向が伺えます。
『肌に疲れが現れた』と感じる時に疲れを見せない工夫のランキングが以下の表になります。35歳以降で、メイクの色を工夫するなど、「隠す」工夫をしていることがわかりますね!

*選択肢18個のうち、30代前半と後半を比較し、差分が大きい順にランキング化
ここまでは、「自分がどのように感じているか」をご紹介してきましたが、他の人から見て、女性の肌の疲れはどこで感じているかを解説していきます。
写真判定!他人は目もと・口もとで疲れを判断!
女性A~Cの3名の方の写真を提示して、「疲れた女性の顔のどこの部分に疲れが表れていると感じるか」を自由回
答で効いた結果が下の画像です。
女性A~Cに2枚の画像があります。それぞれ左の画像は、調査に使用した画像、また、右は「顏写真を見たときに、どこの部分に疲れが現れていると感じますか?」という質問に対して数量が多い部位が赤くなるようにヒートマップ的に反映しています。

画像それぞれについているコメントの通り、「目もと」 「口もと」にコメントが集中する結果となり、中でも「目の下のくま」 「口もとのほうれい線」の回答が多く挙がりました。
イメージコンサルタントによる「お疲れ肌」に見せないメイクの方法
イメージコンサルタントをしている村石 友理子さんに、メイクの工夫やポイントをお聞きしました。疲れが目立ちやすいくまの対策と、ベースカラーについてご紹介します。

出典:写真AC
目元のくまをカバーする2つのポイント
ポイント1.透明感アップで目元を明るく
普段使用しているファンデーションの色味よりワントーン明るめのファンデーションを選び、目の周り(上まぶた・下まぶたの眼球の周りの骨のくぼみ)に塗ることで簡単に透明感をアップさせることができます。
ポイント2.くまタイプに合わせたカバー法
まばたきや表情の変化でよく動かすパーツのため、特に疲れが顕著に出やすい目元。お疲れ肌に見せてしまう最大の
要因であるくまには3つのタイプがあり、それぞれに合ったコンシーラーを使用することでカバーできます。
青くま
青く見えるくまの原因は、睡眠不足などによる血行不良です。この場合オレンジ系のコンシーラーで明るくしてあげます。
黒くま
目の下の黒ずみは、ハリ・弾力の低下によってできたたるみによる影です。まず、赤系のチークをくまに塗り、その上からベージュ・オークル系でパールの入ったコンシーラーを上から塗ることで明るくふっくらとした印象を与えることができます。
茶くま
原因は、メラニンや色素沈着です。 濃くなった色素を明るく見せる効果のあるベージュ・イエロー系のコンシーラーを使います。
ただ明るい色のコンシーラーを塗るのではなく、自分のくまは何によるくまなのかを理解したうえでコンシーラーを選
ぶことが重要ですよ!
ベースカラーでさまざまな顔色トラブルを解決!

出典:写真AC
ベースカラーとはその名の通りカラーをコントロールするもので、顔の色を整えて健康的に見せることができる色のことです。自分に合ったベースカラーを身につけることで、さまざまな顔色トラブルを解決することができますよ!
青白く、血色悪く不健康に見られる人は、もしかすると、身につけている色に問題があるのかもしれません。青み系の色が不得意な人は、血色不良によるくまが目立ち、疲れてみられることが多いのです。顔周りに黄色系の色を用いることで肌色の色素が濃くプラスされ、血色よくイキイキとして若々しい印象になります。
黄ぐすみして肌がどんより透明感がない人は、黄色系の色が不得意な人は肌色が濃く黄ばんで見えることが多く、肌質もザラつきが目立ち、くすみが気になる人もいます。顔周りに青系の色を用いることで、パッとワントーン肌色が明るくなり美白に見え、透明感も出ます。
村石 友理子さんプロフィール

大人可愛いをコンセプトに30代40代の女性をステキに変身させる美の魔法使いとも称されるイメージコンサルタト。
29歳の時に恵比寿、広尾、白金エリアでサロンをオープン以来、メイク、ファッション、パーソナルカラー診断を通して外見のプロデュースを行っています。最近では婚活女性向けのアドバイスで、結婚に繋がるケースも多数と話題です。ファスティングカウンセラーの資格も所持し、酵素ドリンクを用いたダイエットや、インナービューティーにも注目しています。外見を通して、女性達の人生をHAPPYに変える事を目的とし、 一人ひとりに寄り添った親身なアドバイスが定評です。
いかがでしたか?疲れは頑張っているからこそなのですが、あまり人に疲れた印象は与えたくないもの。メイクで上手にカバーして、キレイになれば疲れを忘れてもう一度頑張れます!休息をとるのが一番ですが、もしどうしても休めないときには、メイクで工夫してみて下さいね!