オンナのマンション事情30代40代女性のマンション購入が増加
マンション購入検討をする独身女性のリアル。
全国的に見てマンションの販売戸数は大幅に減少しています。
2014年の民間マンション販売戸数は前年度の2割減です。
販売戸数自体は減っていますが、女性がマンションを購入する人が増えてきています。
働く30代女性の6割以上が住宅購入に関心あり!
野村不動産アーバンネットは女性向けマンション情報サイトを運営しています。
2010年に30代独身女性300名にアンケートを実施したところ、住宅購入に関心を持っている人の割合は64%ありました。
しかも既に住宅購入済みの人は23人もいました。
30代、40代女性がマンション購入を検討する理由
主な動機は以下の通りです。
・家賃がもったいない
・自分の家(マンション)なら間取やデザインが自由にできる
・資産を持つことで将来の不安が薄らぐ
・大きな買い物で達成感を得られる
また、消極的な理由としては
年齢が上がるごとに、契約更新時期に次の契約ができるかどうかが不安であるという意見もあります。
どんな物件が人気か?
女性がマンションを購入する物件の多くは
・利便性が良い場所
・1-2人で暮らせる広さ
のマンションです。
出典:pixabay
病院、スーパーが近くにあること(駅近ならお酒を飲んで帰った後も安心)で老後まで安心して暮らせますし、利便性のいい場所は資産価値が下がりにくいため、もし結婚ですまなくなった後も売却しやすい、賃貸として転用できます。
また、2DKくらいの広さがあれば結婚してもしばらくは暮らせます。
独身女性の不安は結婚が具体的でないことも一つです。しかし、自分が住むことをメインに考えつつ様々なライフスタイルの変化に対応できるマンションであれば購入しても後悔しないということなのでしょう。
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年収は400万から500万円
マンション購入を検討する女性というと高額所得者と思われがちですが、3000万円台のマンション購入を検討する女性の多くが年収400万円から500万円です。
女性の場合、比較的計画的に貯蓄をしている人も多く、30代で頭金がある程度用意できる方がマンション購入に積極的です。
すると月々のローンも家賃とあまり変わらなくなります。
マンション購入を検討するなら計画と正しい知識を!
とはいえ、多くの方はローンを組んで購入することになります。
マンション購入を検討するならばセミナーなどに参加して、お住まいの地域のマンション事情、資産として購入するときのポイント、転売の可能性など様々な知識を得てから検討していくことが必要です。
不動産会社などでは女性向けのセミナーも開催していますので、上手に利用していきましょう。
30代40代独身女性特有の事情として男性との出会いを念頭に置きながらもパートナーのいない生活も見据えて老後に備えるという意識で不動産の購入検討をしている人が増えています。
女性に限らず不動産を購入する際には妥協せずに物件を選ぶこと、ローンは定年までに終える事が大切です。
ご自身のライフスタイルに合わせて、ご興味のある方はセミナーへの参加をしてみてください!