ついにビールまで!すごいぞ日本のペットボトル技術♪
ついにビールもペットボトルに!KIRINが家庭用サーバーとして採用
お酒大好き常に自宅に数種類のアルコールがあります。
ワインにしても焼酎にしても瓶のほうが趣があるけど、お買い物が重いのよね…。本当ならビールも瓶かサーバーで欲しいけど、カートンで置く場所はないし。いつからか、ワインはペットボトル、焼酎は紙パック、ビールは缶ビールになっちゃったなー。瓶物はウイスキーやジン辺りしかないなー。
もっと悲しいのがさ、慣れちゃうんだよねー。ペットボトルでも捨てやすいからいいし。アルミ缶も紙パックもつぶせてリサイクルに出せる。
結局おいしく飲めればなんでもいいんだなー。
どうしてペットボトルビールがなかったのだろう?
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炭酸ジュースのペットボトルはあるのにどうしてビールはだめだったんでしょうね?
ビールの瓶は茶色です。あれは、ビールが光に弱いからです。ペットボトルに色をつけたり遮光性を持たせればいいのですが、ペットボトルのリサイクルを考えると「透明」であるほうが便利なのです。遮光性のあるペットボトル技術は2004年に開発されていたそうですが特殊技術が施されていたので通常のペットボトルと一緒にリサイクルすることが困難だったため商品化にいたらなかったのです。
新開発素材「ハイバリアPET」
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三菱樹脂が発表したのが「ハイバリアPETボトル」です。
こちらのペットボトルの特殊加工技術の元はキリンビールなどが特許を持っている「ダイヤモンドライクカーボン(DLC)膜のコーティング技術」を使っています。ダイヤモンドライクカーボン技術はダイヤモンドのような硬さを持つ炭素の膜技術で、今回のペットボトルのコーティングの他、ハードディスクの表面や剃刀の刃にも使われている技術ですよ!
こちらの技術を使ったペットボトルだと、通常のペットボトルに比べて、光の遮断性もあり、気体では酸素で約10倍、炭酸ガスで約7倍遮断してくれます。
家庭用ビールサーバーとして商品化
このハイバリアPETは店頭ではなく宅配のビールとしてキリンビールが商品化しています。
専用の家庭用ビールサーバーにセットをすると出来立てのおいしいビールがクリーミーな泡とともに楽しめるのです。
今までのビールサーバーよりも小型でテーブルに置いても素敵なデザインのサーバーですよ!
何より鮮度をキープしたまま宅配されます。それに今までのビールサーバーは業務用のものを家庭に置いておくか瓶にして容量を増やすと瓶だと重くてサーバーのセットには不向きでした。それらの欠点を解消していつでもおいしいビールを楽しめるのはビール好きにはたまらないですよね!
現時点では会員向けサービスのペットボトルビールですが、今後どのように市場に影響を与えるのか気になりますね!
缶ビールをあけたときのプシュッ!!っていう音もいいけどペットだとグラスに注いで飲むことができそうです♡
クリーミーな泡を感じて飲むビールってやっぱいいなー!!って思います。
参考サイト:KIRIN Online Shop キリン ブルワリーオーナーズクラブ