くすみリスクを理解して正しい対策を!メイクぐすみに有効な洗顔のポイントとは?
くすみリスクについてと「メイクぐすみ」に有効な洗顔法をご紹介
これまで2回にわたりすみリスクについて紹介してきました。今回は、「くすみリスク」についてのまとめと、くすみ対策についてご紹介していきます。
慶田 朋子先生に聞く「くすみリスク」について
美容皮膚科医の慶田 朋子先生は、現代の生活習慣からくる「くすみリスク」について以下のように解説しています。
要注意!若くても「くすみ」やすい現代の環境について
肌の「乾燥」や角層細胞が厚く積み重なる「角質肥厚」は、くすみの直接の原因になります。水分量が少ない乾燥した肌は透明感が落ちることでくすんで見え、乾燥や様々な刺激で生じる角質肥厚は、メラニンを含んだ角質が重なることで、肌がくすんで見えます。こういったくすみの原因を招いているのが、現代の社会環境です。何気なく行っている生活習慣が、くすみにつながる大きなリスクになっています。
現代日本の「5大くすみリスク」
現代日本の忙しさこそ、肌をくすませる元凶かもしれません。仕事にプライベートにとあわただしい毎日で、帰宅時間が遅くなる日も少なくないでしょう。必然的にメイクをしている時間も長くなる上、メイク落としで落としきれなかったメイクが肌に残ってしまうのもよくあることです。メイクに含まれる油脂が酸化すると刺激になるので、肌を守るために角質肥厚が起こってくすみます。しかも、角質が厚くなると保水機能などが不十分になり、潤いを十分にキープできません。ストレスを抱えている人は、皮脂の酸化にも要注意。ストレスで皮脂の分泌量が増えることがわかっています。
また、就寝時間が遅くなって肌のゴールデンタイムを逃したり、寝不足が続いたりすれば、肌への影響は甚大です。体内のさまざまな代謝や修復が行われるのは睡眠中。睡眠時間が足りなければ、肌のターンオーバーは滞り、角層細胞の大きさは均一でなくなって、キメが乱れたり、くすんだりします。現代人には朝から晩まで手放せないアイテム・スマホも、夜は見るのをやめましょう。スマホのブルーライトは、太陽光と同様に、身体に朝であることを知らせて体内リズムをリセットさせてしまうので、覚醒して眠りにつきにくくなり、睡眠の質が低下します。
もう1つ、現代の働く女性ならではのくすみリスクと言えそうなのが、1日中エアコンの効いたオフィスで過ごしていることです。夏は冷房・冬は暖房とオフィスはほぼ1年中乾燥しています。湿気の多い日本の夏も、室内は別。風が当たることによる乾燥もあるので、夏だから大丈夫ということはありません。
慶田 朋子先生プロフィール

美容皮膚科医・銀座ケイスキンクリニック院長
医学博士。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。日本レーザー医学会認定レーザー専門医。東京女子医科大学医学部卒業、同皮膚科学教室に入局。聖母病院皮膚科などの勤務を経て、2006年に有楽町西武ケイスキンクリニック、2011年に銀座ケイスキンクリニックを開設する。最新の医療機器と注入治療をオーダーメイドで組み合わせ、「切らないハッピーリバースエイジング」を叶える美容皮膚科医として厚い信頼を得ている。皮膚の働きや美肌に役立つスキンケア、生活習慣などのわかりやすい解説が人気で、テレビ、雑誌、ウェブなどでも活躍中。著書『365日のスキンケア』(池田書店)が好評。
要因別くすみ対策
肌の透明感を改善・維持するためには、「5大くすみリスク」を回避するような生活を心がけることが大切です。それに加えて、乾燥、皮脂や汚れの酸化、血行不良といったくすみの要因に合わせた対策もしていきましょう。
乾燥対策
肌が乾燥する理由はターンオーバーの乱れやエアコンの風などいろいろありますが、
若い女性に特徴的に多いのが誤ったスキンケアです。ベタつきを気にするあまり、角質ケアには熱心なのに、保湿ケアがあまりできていない人が結構います。乾燥を防ぐことを念頭にケアしていきましょう。また、みずみずしい肌のためには、良質な脂質の摂取も必要です。必須脂肪酸は角質の天然保湿因子の材料になります。
皮脂や汚れの酸化
メイクや不要な皮脂、古い角質、大気汚染物質や花粉など、1日を終えて帰宅したときの顔には、取り除きたいものがいっぱいです。メイク落としや洗顔は、スキンケアの基本と考えて、
どんなに帰りが遅くなっても、その日のうちにきっちり洗い流しましょう。メイクを落とさずにいると、皮脂もメイクも汚れも酸化して肌に炎症を起こしかねず、くすみの引き金になってしまいます。
血行不良
酸素や栄養が肌に届きにくい、老廃物がたまる、ターンオーバーがうまくいかない、メラニン排せつ作用が低下するといったことにつながるのが血行不良です。その原因は、身体を冷やす、ストレスを抱え込む、運動不足や不規則な生活習慣などさまざまです。
マッサージや運動、お風呂で身体を温めるといったことを積極的に行って、血行改善に努めましょう。
ターンオーバーの乱れ
スムースなターンオーバーのために大事なのが、「血行を良くすること」「十分な睡眠」「不要な角質を取り除くこと」です。肌の修復は睡眠中に行われます。できるだけ肌のゴールデンタイム(夜10時から午前2時ごろまで)には眠りについて、最低でも6時間は睡眠時間を確保しましょう。また、ピーリングやふき取り化粧水などで古い角質を取り除くことも効果的です。家庭で使える
ピーリング化粧品など角質ケアのあとは、保湿ケアもしっかりと行いましょう!
洗顔専科の『オールクリアオイル』がリニューアル♪
すっぴんを守り抜く洗顔専科のメイク落としが誕生しましたよ!商品の特徴とメイクをきれいに落とす洗顔法をご紹介します。
「くすみリスク」も一掃する メイク落とし
洗顔専科のメイク落としは、女性たちのすっぴんを悩ます「くすみ」に着目しました。肌が透明感を失い、どんよりくすんで見えると、いつも通りの体調なのに、「疲れてる?」と聞かれたり、全体の印象までも変えてしまいます。メイク落としユーザーを対象にした調査では、解決したい悩みとしてもっとも多いのがくすみであることがわかりました。くすみは年齢を重ねた人の肌悩みと思われがちですが、実際には20代からくすみを改善したいと感じる女性が非常に多かったのです。リニューアルした洗顔専科の『オールクリアオイル』は、黒ずみ・老廃物クリア処方を採用。また、日本古来より肌磨きにも使用されていた米ぬかから抽出した「米ぬかオイル」配合で、メイク汚れだけでなく、いつのまにか蓄積された黒ずみや老廃物などの「くすみリスク」まで一掃し、すっぴんを守り抜くメイク落としです。
まっさらすべすべのすっぴん肌に洗い上げるポイント
メイクだけでなく、黒ずんだ角栓や酸化した皮脂、メラニンを含んだ古い角質といったくすみリスクまで取り除く処方の『オールクリアオイル』、きれいに洗い上げるためのポイントをおさえて、いつものメイク落としの時間に、くすみリスクもささっとオールクリアしましょう。
ポイント1:十分な量を使う
使用量が少ないと、ファンデーションや汚れが浮き上がりにくく、肌がこすれて負担になる場合があります。『オールクリアオイル』の場合ポンプ4回押し程度を使いメイクと良くなじませます。
ポイント2:しっかりと丁寧になじませる
1.頬や額などの広い部分から始め、らせんを描きながら顔の すみずみまでファンデーションや汚れとなじませます。
2.デリケートな目元は優しく、小鼻の脇など凹凸がある細かい部分は、指先で丁寧に。よくなじむまで、数回繰り返します。
3.そのあとは、水またはぬるま湯で十分に洗い流します。
ポイント3:すすぎが大切!
髪の生え際・目頭・小鼻・鼻の下・あごの下・フェースラインなどは、すすぎ残しやすい部分です。特に丁寧に洗い流しましょう!
くすみリスクの対策で心も肌も前向きに
くすみは日常の生活習慣で少しずつ蓄積されていきます。日々の習慣の見直しとお肌の正しいケアでいつまでもすっぴんのきれいな女性で痛いですよね。くすみリスクの一つである「メイクぐすみ」には正しい洗顔が有効です。
1日の終わりには丁寧にメイクを落としてお肌のケアをするのが理想ですが、現実は時間に追われて1日を過ごし、家に帰るとぐったりして、メイクを落とさず寝落ちしてしまうこともありますよね。そんな毎日でも、やっぱりすっぴんの肌はキレイでいたいというのがみんなの願いです。今回ご紹介した『オールクリアオイル』でしっかりとメイクを落とした後は、保湿で肌の乾燥も防いでくださいね。
すっぴんが調子いいと、なんとなく気分も晴れやかで、新しいことにもチャレンジしたくなります。どんなに忙しくても、どんなにストレスが多くても、キレイなすっぴんで明日をはじめたい現代女性のそんな思いを応援すべくリニューアルされた洗顔専科のメイク落とし『オールクリアオイル』を使ってみて下さい。