秋といえばサンマ！きれいな食べ方でカッコいい大人になろう

サンマの上手な食べ方マナーを身に着けよう！意外と簡単♪あなたもサンマ・マスターに 食欲の秋です。秋にはたくさんのおいしい食べ物が収穫されます。秋になり無性に食べたくなる海の幸が「サンマ」ではないでしょうか？最近はサンマの漁獲高が激減していると報道されることもしばしば。庶民の味から高級魚に変わりつつあるようですね。それでも食べたいサンマ！今回は、サンマを上手に食べるテクをご紹介します。

サンマの塩焼きをきれいに食べるには？

サンマの塩焼きは丸ごと一匹「尾頭付き」で出てくることがほとんどです。和食系の居酒屋でも季節を問わず人気メニューのひとつです。魚をきれいに食べるとそれだけでデキる大人ってイメージがありませんか？そこで、サンマの塩焼きを上手に食べるコツを説明しましょう。

1. 背骨に沿って箸を入れていく
サンマの背骨は実のちょうど真ん中あたりにあります。背骨にめがけてまず箸を入れ、背骨に沿わすようにえらの際から尾までゆっくりとサンマの背と水平になるように箸を入れます。

2. サンマの上半分を食べよう
切れ込みから背身の部分を持ち上げるようにすると比較的長細く、サンマのみがきれいにはがれてくれます。上半分を、皮ごと召し上がってください。
3. 腹身をいただく
今度は下半分、おなかの部分もおいしいのですが、苦みがあって苦手という方は無理に食べずにお皿の脇の方によけましょう。これで片面食べ終わりました！

4. しっぽをもって背骨をぴりぴり……
さて、多くの人が失敗するのが片面を食べた後。ひっくり返そうとしてぐちゃっとなっちゃうんですよね。 サンマの塩焼きを食べるときはひっくり返さないんです！じゃあどうするかというと、箸を持っていない方の手でしっぽをそっと持ち上げてください。すると、背骨がおもしろいようにぴりぴりと剥がれますよ。頭のところまではぎ取ったら、箸で身を抑えておくと、頭と背骨だけがきれいに取れます。とれた頭付き背骨はまさにマンガに出てくる魚の骨！撮れた俊寛は思わずにんまりしてしまいますね。頭が取れないように慎重に、皿の上の方に置いておきます。

5. お皿に残った身を食べましょう。
皿に残ったサンマを食べきりましょう。最初に食べたように背骨に沿わすと切れやすくなりますが、骨は取れていますので、思い切って身をガブリといただくのも、かしこまった場でなければOKでしょう！


旬のサンマは刺身にしてもおいしいですし、竜田揚げやかば焼き、煮物にしてもいいんですよ。しかし、大根おろしを添えた塩焼きはやっぱり絶品。年に一度は、いや何度でも食べたいですよね。

2018年8月25日の毎日新聞によると、根室ではすでにサンマ漁が始まっており、昨年よりも大型のものが揚がっているのだとか。今年こそ、お手頃価格でしっかり脂ののったサンマを期待したいですね！また、サンマを食べる機会があれば、ぜひ”頭付き背骨ゲット”のミッションにチャレンジしてみてください。