子ども連れで花火大会に行くときの注意点。持ち物チェックリストも!
家族で花火大会に行くときの注意点って?十分な準備で楽しもう!
花火大会はデート以来行っていないというパパママも、子どもが少し大きくなったら家族の夏のイベントとして参加したくなりますよね。ただ、人込みと行きかえりのラッシュは、大人二人でもへとへとになるもの、子どもを連れて行って大丈夫かしら?と心配にもなるでしょう。今回は、家族の花火大会デビューのための準備についてご説明していきましょう。
子どもの花火大会デビューは何歳ごろ?
始めに知っておきたいのが、花火大会は乳幼児向けのイベントではないということです。
主な理由は以下の通り、
●移動中の人混みが子供たちの経験にはないほど激しい。
●暑さやアスファルトの照り返しで体力が消耗する。
●花火の大きな音や振動も、経験がないと恐怖を感じるレベル。
●始まるまで長時間待たなければならない。
つまり、とんでもなく混雑する電車に揺られてやっと着いたら、ひたすら人込みを歩き、場所を確保した後でも露店でゲットした食べ物はすぐになくなってしまい、飽きたころようやく始まる花火、ところが始まってみたらあまりの音量と空気の振動で怖かった!となってしまうと、花火の美しさを感じるどころではないでしょう。
乳幼児を連れて花火を楽しむのは、近所のお祭りで数発打ち上げるイベントや、手持ち花火を許可のある公園で楽しむ程度で十分に喜んでくれますよ!
出典:写真AC
それでは花火大会デビューはいつなのか?です。大きな花火大会への参加は体力がある程度ついて、夜の遅い時間まで起きることができ、自宅まで自力で歩いて帰れるようになる年齢、小学校中学年から高学年くらいにかけてからがいいでしょう。この年齢については、あくまで目安です。サポートしてくれる大人がたくさんいて、子どもさんもしっかりとしていればもう少し低年齢でも十分楽しむことができますよ!
親子で行く花火大会の持ち物
花火大会に行くことが決まったら、準備をしましょう!
●虫よけスプレー
●十分な量のお茶やお水
●汗拭きタオル(冷感タイプはなおヨシ!)
●レジャーシート(小さめの折り畳み椅子)
●軽食・おやつ
●暇つぶしできるゲームやトランプ
●情報!!
食べ物は露店でゲット!と考えても、確保できた場所や行列・売り切れなど思うように調達できないことも。露店で食べられたらラッキー。くらいの気持ちで、最低限の食べ物や飲み物は持参するようにします。子どもは大人にもまれて移動することになるので、体力が消耗します。汗を拭きとってあげながら水分を適宜補給してあげてください。また、最近は水にぬらして体をふくと涼しく感じる涼感タイプのタオルもあるので、準備しておくと便利です。
レジャーシートは、場所取りに便利ですがあまり広げすぎると迷惑になります。人数分を邪魔にならない範囲で広げておきます。
子どもは思った以上に、待つことが苦手です。携帯用のミニゲームがあれば家族の交流もできます。スマホやゲーム機でもいいのですが、充電が切れないように予備バッテリーも忘れずに!
出典:写真AC
大切な事前準備「情報収集と共有」
会場までの経路、休憩スポット、穴場情報、渋滞情報、当日の人出の実勢やJRの対応などなど、ネットなどで調べることができます。さらに、はぐれてしまった時の連絡手段や、待ち合わせ場所も事前に決めて共有しておきます。お子様が携帯電話を持っていない場合は特にはぐれない工夫とともに、大人のだれがその子の担当をする(責任をもって必ず保護しておく)のかも決めておいてくださいね!
事前の準備を十分にしておくことで、大変さを減らすことができます。また、子どもさんにも移動中の注意事項、待ち時間がどのくらい必要になるのかを十分説明してあげてください。理解ができていれば、「こんなはずじゃなかった」という不満も起こりにくくなります。さらに、子どもさんの服装は涼しくて歩きやすい格好にしましょうね!浴衣にげたはかわいいかもしれませんが、本人にとっては慣れないし、暑くて動きにくいので最悪けがをしかねません。家族で花火を見るのはとても楽しいイベントです。初回で失敗しないようにして、毎年の家族のお楽しみにしてください。