ふっこう割を使って紅葉を見に行こう!2018年秋のおすすめのおトクなエリアは?
ふっこう割を使っておトクに紅葉を見に行こう!
もうすぐ紅葉の季節です。近場で日帰りもいいけれど、今年はお得に宿泊できるエリアがありますよ!それが、復興割が適用になっている地域です。連休や週末を使って、紅葉狩りのショートトリップはいかがでしょうか?
ふっこう割って何?
ふっこう割とは、災害が起きた地域での観光復興を目的に国が補助金を出し、宿泊費を割り引いてくれるシステムです。と、いうのも災害が起きてしまうと、その周辺で被害が起きていない地域の観光地への旅行が敬遠され、観光産業が大ダメージを受けます。実際に宿泊はできるホテルへのキャンセルも相次いでいるんですよ。そこで、宿泊補助を出して観光客に来てもらおう!というものなのです。
数日前に発表された「北海道ふっこう割」は日本人では1か所ならば2万円を上限に宿泊費の半額までが支給されます。2か所なら上限3万円で宿泊料の60%、3か所なら上限3.5万円で宿泊料の70%と、長く宿泊すればそれだけお得になるんですよ!
ふっこう割が適用されているのは北海道の他13府県も!(2018年10月1日現在)

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現在ふっこう割が適用されているのは13府県もあるんです!平成30年7月豪雨観光支援事業費補助金を使い、『11府県ふっこう周遊割』として岐阜県、京都府、兵庫県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、愛媛県、高知県、福岡県で使えるものでしたが、これに徳島県、香川県を追加し13府県が対象になりました。ただし、こちらは13府県で2府県以上、2連泊(同じ宿泊先ということではなく旅行期間のことです)以上の旅行に対して1泊6000円の補助が出ます。
ふっこう割の手続きのしかたは?
補助金の手続きは、旅行会社が行いますので個人で割り戻しのための申請をする必要などはありません。旅行代理店や、じゃらん・楽天などのネットでの旅行サービスでの取り扱いもあります。ただし、ネットの予約サイトでは会員登録をしないと情報が提供されないこともありますので、無料の会員登録をするか大手の旅行代理店に相談するのが一番早いでしょう。
北海道は紅葉も早いよ!

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北海道は夏でも涼しいくらいですから、当然紅葉も早く始まります。登別市の登別温泉や釧路市の阿寒湖周辺では10月上旬から、函館市10月中旬から下旬、札幌市内は10月中旬から下旬が見ごろになります。雄大な自然が残る北海道では、山の効用と湖の両方を楽しめるスポットも多く、見渡す限りの山、色合いの変化する景色を楽しむことができます。
ふっこう周遊割で秋の旅行もおすすめ
ふっこう周遊割のクーポンでは12月初旬までの旅行に使えるものもあります。これなら、西日本の紅葉ベストシーズンに使うこともできますね!北海道よりも少し距離も近いですので週末旅行にもピッタリですよ!
ふっこう割のクーポンは争奪戦?
せっかくだから、北海道に紅葉を見に行こう!と思われてる方は、ぜひ早めに旅行会社や、旅行サイトでチェックをしてみてください。ふっこう割のクーポンは配布上限が決まっているため、すぐになくなってしまいます。思い立ったが吉日、とりあえずスケジュールを決めたらすぐに行動を起こすことがおトクを逃さない秘訣です。
旅行会社独自のクーポンも!
ふっこう割のクーポンは人気も高く、配布をしてもすぐに上限に達することもしばしばです。しかし、風評被害が続いている地域では、旅行会社が独自に宿泊料のクーポンや、宿泊代金の割引を行っていることもあります。お得に紅葉狩り旅行を楽しみたいと思ったら、こちらのサービスに注目するのもいいでしょう。
紅葉狩りで復興支援を!
災害が起きた地域に遊びに行くのははばかられる…そんな気持ちもわかりますが、何とか災害を乗り越えた観光地にとっては本来にぎわ意を見せる通りや自慢の景色を見てもらえないのはとても寂しいこと。時間にゆとりがあれば、ふっこう割を利用して少しリッチな紅葉狩りを楽しんでみましょう。そして、ステキなスポットに出会ったら、周囲の人におすすめして観光支援をしてくださいねー!