ボジョレーヌーボに合うおつまみってどんなの?
ボジョレーヌーボーをおいしく楽しむために!一緒に合わせるフードメニューは?
今年も来ました!ボジョレーヌーボーの季節!ワイン好きはこの時期になるとソワソワします。ぶどうの出来の評判も気になるところですが、今回はワインのお供に合うおつまみをご紹介。せっかくのボジョレーヌーボーをより引き立たせるおすすめのおつまみをご紹介します。
ボジョレーヌーボーと普通の赤ワインの違い
ボジョレーヌーボーはボジョレー地方で収穫されたブドウ(ガメイ種)でつくったワインの新種のことです。
それだけではなく、普通のワインとは製法も違います。赤ワインはぶどうをつぶして果汁を発酵させたワイン、ボジョレーヌーボーでは、ぶどうをそのまま(つぶさずに)仕込み、ぶどうそのものを発酵させます。ヌーボーは仕込んで2か月程度で出荷します。
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赤ワインでは、2度の発酵の後樽に詰め1~2年程度寝かせて熟成させます。発酵段階で渋みやコクを出し、熟成によってまろやかになっていきます。ヌーボーよりもしっかりとしたコクがあり渋みや香りを楽しめます。
ボジョレーヌーボーはフルーティーでさっぱりとしているので、冷やして飲むとおいしくなります。また、クセがない分どんな料理とも相性が良いといわれています。
ボジョレーヌーボーを引き立ててくれる食べ物
ボジョレーヌーボーは一緒に食べる食べ物を選ばないとは言うものの、あまりがっつり系のお食事ではヌーボーが負けてしまいます。ワインとして飲むには物足りない感じになってしまうのです。
そこで、おすすめなのが
・あっさりとしたテイスト
・肉料理なら脂身の少ない部位
・魚料理や和食
です。
前菜なら生ハムやくせのないチーズで!
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ボジョレーヌーボーと合わせて食べたい前菜としては、生ハムを使ったレシピやカプレーゼがおすすめです。生ハムも、オリーブオイルを少し垂らした程度で十分にワインを引き立ててくれます。カプレーゼはモッツアレラチーズとトマトを薄切りにして塩コショウとオリーブオイルで風味付けするだけですので、あっという間にできワインの酸味とトマトの酸味や甘みが相乗効果でおいしくなりますよ!
チーズ単体でワインと合わせるなら、白カビタイプやセミハードタイプがおすすめです。白カビのチーズの代表ではカマンベールチーズ、セミハードタイプはゴーダチーズがあります。また、スーパーで売っているプロセスチーズでもボジョレーヌーボーは意外とおいしく飲むことができます。
メインは鶏肉やヒレ肉
肉料理であれば、たれやソースで味付けした料理よりも、塩コショウでさっと焼いて仕上げたものの方が、ボジョレーヌーボーとのバランスがよくなります。肉の種類は好みで構いませんが、部位でいえばヒレやロース、種類でいえば鶏肉があっさりとしています。
和食や魚料理も!
一般的に赤ワインは肉料理と思われがちですが、フルーティーで軽い飲み口のボジョレーヌーボーは魚料理と一緒に飲んでもワインも料理も両方をおいしく楽しめます。また、和食もおすすめです。甘じょっぱい煮物料理、例えば肉じゃがやきんぴらごぼう、てんぷらがおススメで、お鍋もボジョレーと一緒においしく召し上がれるメニューです。ただ、お刺身ではワインとのバランスを考えるとたんぱくすぎますので、たこの酢の物や刺身もカルパッチョなど少し味を足してあげるといいと思いますよ!
食べたり飲んだりして楽しむのは、自分がおいしいと思うものが一番です。しかし、先入観で避けてしまってはおいしさに出会うことができませんよね。今年は新しい「ヌーボー」で、新しい食べ物の組み合わせにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。