免疫力UPが期待できるスーパー納豆菌知ってる?冬に食べたい納豆レシピもご紹介♪
納豆をはじめとする大豆商品を提供しているタカノフーズでは、納豆の栄養素や健康効果の研究も進めています。納豆には様々な栄養素や納豆菌がありますが、納豆菌の中でも特に健康効果の高い「スーパー納豆菌」があることがわかってきました。今回はスーパー納豆菌S-903の健康効果の研究最前線からわかってきた免疫効果についてご紹介します。
2200種以上の納豆菌から選びぬかれた「S-903 納豆菌」免疫に対する機能性は1.5倍!
納豆をつくるために利用される「納豆菌」は、わらなどに付着している枯草菌の一種です。採集された環境によって多くの種類の納豆菌があり、味やにおい、健康に与える菌の性質がそれぞれに異なっています。おかめ納豆の「タカノフーズ」は、納豆菌を長年収集し、研究して、2200種以上の納豆菌の性質を明らかにしてきました。そうして、幾多ある納豆菌の中から、納豆製造に向いていて、免疫に対する機能性が非常に高いスーパー納豆菌を見つけ出したのです。それが「S-903 納豆菌」です。 S-903 納豆菌は、納豆製造に一般的に使われている納豆菌に比べて、免疫に対する機能性が約1.5倍もあります。
スーパー納豆菌「S-903 納豆菌」に、インフルエンザ予防効果があることを確認
マウスを使った実験によって、スーパー納豆菌「S-903 納豆菌」がインフルエンザウイルスの増殖を抑制し、感染後にも体内での抗体生産量を高める効果があると確認されました。
また、その関与成分としては「S-903 納豆菌」と「S-903 納豆菌」が大豆を発酵させることでつくりだされる納豆の糸成分の可能性が示唆されました。
乳酸菌だけの摂取に比べて「S-903 納豆菌」を併用して摂取する方が、抗インフルエンザウイルス効果を高める
インフルエンザウイルスに感染させる7日前から、マウスに「乳酸菌」「S-903 納豆菌+乳酸菌」を継続して与えて、感染3日後の肺中および気道中のインフルエンザウイルス量を測定し、非摂取(蒸留水)の感染マウスと比較しました。その結果、乳酸菌の単独摂取よりも「S-903 納豆菌」と併用摂取した方が、インフルエンザウイルスの増殖を抑制し、感染後にも体内での抗体産生能を高める効果があると確認されました。
インフルエンザ以外にも予防効果が!
インフルエンザは冬に猛威を振るいますが、そのほかの感染症も見過ごせません。これまでの研究で「S-903 納豆菌」を摂取することで予防の期待ができることが確認された感染症やアレルギー症状は以下の通りです。
●ノロウイルス
「S-903 納豆菌」を摂取したマウスは、非摂取のマウスに比べて、ノロウイルスの量が大きく抑えられていることがわかりました。特にノロウイルス接種後の1日目・2日目のウイルス量は1/3程度に抑えられています。
●大人風邪(ライノウイルス)
「S-903 納豆菌」を摂取したマウスは、非摂取(蒸留水)のマウスに比べて、中和抗体価が明らかに高いことがわかりました。この実験によって、「S-903 納豆菌」にはライノウイルスの予防や感染後の症状軽減に効果があることが確認されました。
※中和抗体は、ライノウイルスの毒性・感染力などの活性を減退あるいは消失させる抗体で、値が高いほど抗ライノウイルス効果が高く、ライノウイルス量を減少させることができます。
●鼻水を抑える効果
スーパー納豆菌「S-903 納豆菌」には、鼻過敏症のモデルであるTDI感作モルモット試験による鼻汁量測定試験の結果より、鼻水を抑える効果があることが示唆されました。
●花粉症症状の緩和
2014年春に花粉症患者にスーパー納豆菌「S-903 納豆菌」でつくった納豆を食べてもらい、鼻水や目のかゆみなどの諸症状の改善効果につき調査しました。その結果、食べたことで鼻炎症状の緩和やくしゃみ、目のかゆみ等の和らぎが見られ、花粉症症状緩和効果が示唆されました。
冬におすすめの納豆レシピのご紹介
ふわふわ納豆フリット
【材料】2人分
S-903納豆菌入り納豆 1パック
アボカド 1/2個、山芋 2cm幅、海苔 1/4枚、たこ 70g、揚げ油 適量、レモン お好みで
(A)
小麦粉 大さじ6、ビール 大さじ2、塩 ⼩さじ1/8
【作り方】
1. アボカド、⼭芋,たこは1cm⾓に切る。海苔は⼩さくちぎる。
2. (A)をこなが残るぐらいにざっくりと合わせ、⾐を作り、S-903納豆菌入り納豆、1を和える。
3. 180度の油にスプーンで1⼝⼤ずつ⼊れ、きつね⾊になるまで揚げる。
4. 器に盛り、お好みでレモンを添える。
【レシピの特徴】
納⾖、アボカド、⼭芋、海苔といった⽔溶性⾷物繊維が豊富な組み合わせで、腸内環境改善に。⾷物繊維にさらに油が加わることでカラダの内側からスッキリとさせる働きも期待できます。タコを加え、それぞれの⾷材の⾷感が楽しい1品。揚げることで、納⾖の⾹ばしい風味が広がります。
納豆のキムチチーズ鍋
【材料】2〜3人分
S-903納豆菌入り納豆 1パック
豆もやし 1/2袋、豚肉 100g、ジャガイモ 1個、絹豆腐 150g、しいたけ 2個、えのき 1/2株、キムチ 50g、ピザ用チーズ 30g、ごま油 大さじ1、にら 1/4束、⽷唐⾟⼦ お好みで
(A)
味噌 大さじ2、コチジャン 大さじ1、砂糖 小さじ2、粉唐辛子 大さじ1〜2、すりおろしニンニク・すりおろし生姜 各小さじ1、醤油 小さじ1、鶏ガラスープ 400ml
【作り方】
1. 豚⾁、ジャガイモ、⾖腐は1⼝⼤に切る。しいたけはスライス、えのきはふさに分ける。
2. 鍋にごま油を熱し、豚⾁を炒め、半分⽕が通ったところで、1の野菜、⾖腐を加え、(A)を合わせたものをそそぎ⼊れる。
3. 沸騰したところに、⾖もやし、キムチ、ピザ⽤チーズ、S-903納豆菌入り納豆を加え、⼀煮⽴ちしたところで3cm幅に切ったにらを散らし、好みで、⽷唐⾟⼦を添える。
【レシピの特徴】
優しいとろみで、熱々のままいくらでも⾷べられる味わいの鍋。納⾖、 キムチ、チーズ、味噌などたくさんの発酵⾷品が合わさることで、旨味が増すほか、免疫⼒、代謝を⾼めることが期待できます。唐⾟⼦のカプサイシンや、 ⽣姜のショウガオール、ニンニクのアリシンでカラダの内側から温め、さらにカラダをサポートします。
スーパー納豆菌「S-903 納豆菌」についてもっと知りたい方は「納豆サイエンスラボ」で!
おいしさと健康イメージの高さから、納豆は日本の食卓には欠かせない存在であり海外からも注目され始めています。そして、これまで漠然と体にいいと思われていた納豆の健康効果が、最近のサイエンスの進歩で明らかになりつつあります。
タカノフーズのおかめ「納豆サイエンスラボ」は、日本の伝統食品である「納豆」の健康価値を、第一線でご活躍されている研究者の方々の協力を得ながら、様々な角度で研究し、効果を明確化し、広く発信していくことを目的に 2016 年 12 月 15 日に設立いたしました。
「納豆サイエンスラボ」はこちら↓
http://www.natto-science.jp/index.html
スーパー納豆菌「S-903 納豆菌」の詳しい解説はこちら↓
http://www.natto-science.jp/s903.html
栄養士浅野まみこ先生の納豆レシピ紹介ページはこちら↓
http://www.natto-science.jp/recipe.html
今回ご紹介した「S-903 納豆菌」やレシピのほかに納豆の情報がたくさん掲載されています。ご興味のある方はぜひ、こちらのサイトも参考にしてみて下さい。
また、納豆を朝食だけでなく、いろいろなシーンでおいしく食べて、この冬は健康に過ごしたいですね!