大注目!「こめ油」の健康効果とは?
アンチエイジング効果のあるスーパービタミンEをこめ油で!
「こめ油」は先日テレビ番組で健康効果の高いと紹介されました。
おこめから油がとれるの?という疑問がわきますよね!玄米に含まれる米油の割合は1.6%!希少な米油で生産量も少ないのですが、テレビで紹介されて以来、大注目を浴びています。今回は「こめ油のここがすごい!」をご紹介しますよ!
米油のここがすごい!
まずは様々な植物油に含まれる脂肪酸の割合がコチラ!
出典:三和油脂株式会社HP「こめ油の話」
●オレイン酸とリノール酸のバランスが良い!
オリーブオイルが体にいいと言われるのは不飽和脂肪酸のオレイン酸が多く含まれるからです。
米油はオリーブオイルより少ないじゃん!って思われますがオレイン酸は熱に弱かったり劣化が早いという特徴もあります。
リノール酸は通常の植物オイルにも多く含まれ、血中のコレステロール値を下げる効果があります。
米油はオレイン酸とリノール酸のバランスがとれていますのでコレステロールは適度に低下させながら使い勝手がいい油になっています。
●「スーパービタミンE」トコトリエノールが豊富!
ビタミンEはトコフェノールとトコトリエノールに大きく分けられます。それぞれα,β,γ,δの4種類に細分化され、全部で8種類あります。
食べ物に含まれるビタミンEはαトコフェロールとγトコフェロールがほとんどです。これを私たちは「ビタミンE」と呼んでいます。
このビタミンEは抗酸化作用があり、活性酸素から細胞膜を守ります。その他血管の健康維持や肌荒れを守るなどアンチエイジングの効果が高いのです。
米油に入っているのはトコトリエノールです。トコフェノールの50倍も抗酸化作用があると言われています。
またこのトコトリエノールとアスタキサンチンを一緒に摂取すると活性酸素を96%も抑制します。アスタキサンチンだけでも80%抑制しますが相乗効果でほとんど防止できるんですね!
出典:pixabay
●γーオリザノールが豊富
γーオリザノールはこめ油特有の成分です。成長促進、老化防止作用の他更年期障害、胃腸神経症の改善効果があります。
●揚げ物にも最適
米油は揚げ物をした時の臭いが少なく天ぷら揚げたらお腹いっぱい!という油酔いをしないのも大きなポイントです。
油酔いの原因物質の発生量は菜種油の半分以下というデータも出ています。
摂取は一日に大さじ1(14g)程度
出典:写真AC
身体にいいと言ってもとりすぎはよくありません。
油ですのでカロリーは高いので摂取のし過ぎはカロリー過多になります。
商品ラベルを見ますと一日の摂取量の目安として大さじ1杯程度と書かれています。
米油大さじ1杯に含まれるビタミンEは役5mgです。一日のビタミンEの摂取量(8mg)の6割程度を摂ることができるんですね!
ネットショップなどで入手も可能です。
揚げ物に使うにはちょっと(かなり?)高価ですがドレッシングなどにしたり、お米を炊くときにちょっと混ぜたりして上手に召し上がってみてください。
参考サイト:三和油脂株式会社