「楽天市場 ヒット番付 2017」を発表!2018 年はこれまでの常識を覆す「逆転消費」がヒットの予感!?
楽天株式会社は、「楽天市場」における 2 億点以上にのぼる商品の膨大な購買データを元に、「楽天市場 ヒット番付 2017」を選出しました。楽天は、毎年、「楽天市場」の購買データを元に消費動向や社会情勢を振り返り、その年を象徴するキーワードを「楽天市場 ヒット番付」として発表しています。今年は、東西の横綱/大関/関脇/小結/前頭の計 10 個のキーワードに加え、今後のヒット期待株としてと 2 個のキーワードを発表しましたよ!今回は、「楽天市場 ヒット番付 2017」の東西ランキングと詳細をご紹介します。
楽天市場 ヒット番付 2017
こちらが今年の番付表です!
番付総括と東西の横綱・大関の商品をご紹介しましょう♪
2017年ヒット番付の総括
SNSの日常化で「ゆとり世代のタイムライン消費」が顕著な傾向を見せながら、「アラフォー世代のアルバム消費」も新しい流れが生まれました。
極めて今年らしい「天才キッズ特需」や「週末ナイトアウト」、「季節逆転アイテム」「男女逆転アイテム」などのボーダレスな消費傾向を物
語るキーワードもランクインしています。
東の横綱「ゆとり世代のタイムライン消費」
かつてテレビや雑誌が担っていた「ブームの火付け役」の座は、いまやメディア化した「SNS タイムライン」に引き継がれています。「タイムラインを流れる情報こそが、今の気分を最も端的に表している」と、この中から自分の好みに合った商品やサービスを掬(すく)い取るという新しい消費傾向が顕著に!タイムライン上から新しい流行が生まれて、「黄色のスカート」が昨年比+218%にアップ、他に「電球ソーダ」等がヒットしました。
「モノ」ではなく「コト」を重視するこの消費では、旅行などの「コト」をより楽しむための商品が楽天市場で売れています。旅行をより楽しむグッズとして「GoPro」などの多目的カメラも非常に伸び、「旅行バッグ」は同+26%の売上を記録しています。この動きを担っているのが、いわゆる「ゆとり世代」と呼ばれる20 代から 30 歳の若者たち。消費欲も所有欲も低く、あまりお金を使わないと言われてきた世代が、新しい消費形態を創り出しているのがわかります。
旅行バッグ・GoPro
西の横綱「アラフォー世代のアルバム消費」
社会現象にまで発展した「NIKEエアマックス95」、キアヌ・リーヴスが主演映画で着用したことで爆発的人気を獲得した「CASIO G-SHOCK」など、90年代のファッション・文化を彩った品々が次々と復刻され、人気を博しています。楽天市場でも、復刻アイテム全体が伸びており、今年復刻されたスーパーファミコンが売れ筋!特にアラフォー世代に売れたのが「ドラゴンクエスト」関連で、購入層の約半数にあたります。アラフォー世代にとってこれらの品々は、懐かしいアルバムをめくるのと同様に、青春時代を呼び起こす「記憶再生装置」として機能していると思われます。
スーパーファミコン・ドラゴンクエスト
東の大関「天才キッズ特需」
14歳2ヶ月で史上最年少プロ棋士となった藤井聡太四段が、デビュー戦から29連勝を今年6月を達成し、テレビで彼が幼少期に使った「直観を鍛えたパズル」cuboroが紹介されました。「うちの子も天才少年/少女に!」という親心をガッチリつかみ、知育玩具全体の売上は前年比+40%に、将棋関連商品は6~9月で前年比+160%のヒットを記録しています。
将棋グッズ
西の大関「シニアの軽量需要」
楽天市場におけるシニア層(60歳以上)の消費傾向を見ると、「軽量めがね」の売上が前年比+59%、「軽量シューズ」が同+42%と大きな伸びを示しました。商品進化のスピードが速い家電の世界では、「より軽く、より小型に」という流れが加速し、特に体力面で翳りの見えるシニア層から支持を集めています
。
軽量シューズ
今後のヒット期待株は?
東の期待株「季節逆転アイテム」
ライフスタイルの変化や嗜好性の多様化により、節分の風物詩である恵方巻を真夏に食べる、夏が旬のマンゴーを冬に楽しむなど、ある季節に特有の食材や料理が、真逆の季節に楽しまれるという現象が顕在化しつつあります。楽天市場では、水着が夏だけでなく1年中売れ続け12月でも売上は前年の+20%、さらに冬でも花火が売れました。「旬」を尊びつつ、「季節逆転消費」も取り入れるのは、四季のある日本ならではの楽しみ方でこれからも注目が集まりそうです!
12月の水着・冬の花火
西の期待株「男女逆転アイテム」
2014年頃のファッションの中心にあった「ノームコア(Norm-Core)」。モノトーンを中心としたアイテムの組み合わせで作る「究極の普通」は、その潔いまでのシンプルさが故に、男性でも女性でも、似通った雰囲気のコーディネートばかり作り出していました。その揺り戻しもあるのか、2018年は男性がフェミニンなアイテムを、女性がマニッシュなアイテムを取り入れる「男女逆転」の流れが生まれつつあります。コレクションブランドでも、男性が着こなすハートモチーフやピンクアイテム、女性が取り入れるグレンチェックやツイードなどが提案されています。楽天市場の売上では、「男性化粧品」が前年比+27%、「女性用ジャケット」が同+20%と伸長し、2018年もその傾向は続きそうです。
男性化粧品・ジャケット
楽天市場 ヒット番付 2017の詳細は特集ページで!
今回ご紹介しきれていない、関脇以下の番付商品について、特集ページで詳しく紹介されています。ぜひ、楽天市場「楽天年間ランキング2017」で確認、今年のお買い物総括をしてください!!
URL: https://event.rakuten.co.jp/rankingyearly/banduke/