サードウェーブチョコ “Bean to Bar” の旗手「ミニマル」の新商品
サードウェーブチョコレートの旗手”ミニマル”からこだわりぬいた新商品が発売される!
チョコレートはみんなが大好きなおやつ♡その中でもこだわりぬいた製法”Bean to Bar”と呼ばれるチョコレートが注目を集めています。
アメリカからはじまった”Bean to Bar”チョコレート、日本では大手製菓メーカーが製法を取り入れた商品を発売、また工房もみられるようになりました。
その工房の中でも評判になっている「Minimal(ミニマル)」から、この冬13種類のチョコレートが発売されます。
中には日本ではここでしか味わえない全く新しいチョコレートも発表されています。
出典:Minimal
Bean to Barって?
もうご存知の方も多いと思いますが改めてBean to Barとは何かをご紹介しますね。
「Bean(豆)to(から)Bar(板チョコ)」つまり、原料であるカカオ豆の仕入・選別から板チョコ製品にするまでをひとつの工房で行う生産スタイルの事です。
どうして「サード・ウェーブ」と呼ばれるの?
「Bean to Bar」のチョコレートは「サードウェーブチョコレート」と呼ばれることが多いです。
サードウェーブという言葉は2015年に入ってコーヒーの新たな流行として使われていた言葉です。
サードウェーブ、つまり「3つ目の波」なのですがコーヒー界で第一の波と言われているのは19世紀、コーヒーの大量生産が可能になり一般家庭で浅炒り豆ののアメリカンコーヒーが楽しめるようになったこと。
第二の波は1970年シアトルコーヒーとされ、深炒りのエスプレッソコーヒーにミルクなどをたっぷり入れて飲むコーヒーが流行したことで、スターバックスがその代表です。
サードウェーブコーヒーの代表と言えば2月以降東京各所にオープンしている「Blue Bottle Coffee」。コーヒーまめの品種や産地にこだわり、直接産地と取引してより高品質で味にこだわったコーヒーが日本でも大流行していますよね。
チョコの場合3つの流行を示すのではなくその製法とこだわりがサードウェーブコーヒーと同じであることから「サードウェーブチョコレート」と呼ばれています。
出典:pixabay
チョコレートは原料のカカオ豆の種類や産地によって、またカカオ豆の焙煎方法によっても出来上がる製品の味が大きく違ってきます。
コーヒーの原料も豆であること、焙煎をして製品にしていくことも同じだからなのですね!
サードウェーブチョコの旗手「Minimal」
出典:Minimal HP
「ミニマル」は、2014年12月1日にオープンした日本のビーントゥバーの先駆けです。専門店の中でも珍しく、3大陸の現地のカカオ農園を視察して現地で直接買い付けを行っています。
「ミニマル」がつくるビーントゥバーの特徴は、一般的な板チョコの粒子が15マイクロメートル前後なのに対して、あえて2倍以上の40マイクロメートル前後の粗さに仕上げ、ザクッとした食感とカカオ豆が本来もっている風味を生かした強い香りのチョコレートに仕上げています。
「テイスティングセット」2015年12月20日発売
フィリピン産カカオ豆をミニマル独自発酵でつくった「テイスティングセット-フィリピン産カカオ、オリジナル発酵5種セット-」が400セット限定で発売されます。
「テイスティングセット-フィリピン産カカオ、オリジナル発酵5種セット-」
商品は5種類x1枚(税込価格 1,620円)
Box No.1 。ヘーゼルナッツのようなまろやかな味わい
Box No.2 飴がけしたアーモンドのような奥深い甘み
Box No.3 青リンゴのような穏やかな酸味
Box No.4 ピーチコンポートのような爽やかな印象
Box No.5 木苺のような爽やかな酸味
販売場所: Minimal、阪急梅田本店(各販売所400セットずつ計800セット限定)
クリスマスにワインと一緒にデザートとして召し上がってください。
「Minimal Flight 2016」2016年1月18日発売
“カカオ産地世界一周の旅”をテーマにした、カカオ豆生産の世界3大陸(中南米・アフリカ・アジア)8カ国の豆を使った、8種類のチョコレートを一度で楽しめる「Minimal Flight 2016」が2016年1月18日に発売されます。
カカオ豆は発酵させて使うのですがその工程、撹拌の回数や酵母の糖の量を変えることで酸味が出たり甘みが増したりと味わいが異なってきます。
「Minimal Flight 2016」に詰めあわされているチョコレートには発酵後の乾燥豆を使い、豆の種類ごとに焙煎の温度や時間、粒子の大きさを変えて、8種類それぞれのカカオ豆がもつ味わいや食感を引き立たせています。
例えば、酸味の強いカカオ豆は低温で最低限の焙煎にとどめ、酸を残しています。ナッツのような香ばしい香りのするカカオ豆は粒子を粗めに仕上げています。粒子の中の香りの素を、直接噛む事で、より香りを感じてもらうためです。
このように産地で異なるカカオ豆の特徴をお楽しみいただけるのです。
「Minimal Flight 2016」
8種類x3枚(税込価格 5,940円)
中南米
「ニカラグア」 渋みと酸の繊細な風味で、すみれの花のようなみずみずしい味わい
「ハイチ」 香ばしく焙煎し、アーモンドのような食べやすさが特徴
「コロンビア」 フルーティーでスパイシーなカカオの特徴を引き立たせた、強い果実味
アフリカ
「タンザニア」 香ばしく焙煎し、ピーナッツのような日本人に馴染みのある味わい
「マダガスカル」 フルーツヨーグルトのような酸味と甘みのバランスの取れた果実味
「ガーナ」 シナモンやドライフルーツなど、豊かでしっかりとしたカカオの味わい
アジア
「インドネシア」 スパイシーなカカオを粗びきして、ザクザクとした“豆感”を残した食感
「ベトナム」 柑橘やベリーのような、爽やかな酸味と渋み
販売場所:Minimal、Minimalオンラインショップ、新宿伊勢丹(合計で2650セット)
パッケージもとっても素敵ですのでバレンタインに特別な彼へのギフトとして、また自分へのご褒美としてスペシャルなチョコレートをお楽しみください♡
「Minimal」では通常のBar(板チョコ)の他カカオ豆をローストしただけの「Cacao Nibs」、飲料用にパウダー状にした「Chocolate Flake」も販売されています。
今までとは全く違うテイストですのでチョコレートに対する考え方も違ってきますよ!
原料にこだわった大人のチョコレートをぜひお楽しみくださいね!