元リクルート女子【同期の桜】ゆる熱!対談 第2回
HER LOVE, HER LIFE Vol.6
森下さんは3人のスタッフが去った後、
どのように上海版ゼクシィを継続したのか
森下「今度は自分でスタッフを採用することにしたんです。
日本の雑誌とライセンス契約して雑誌を作っている会社で働く人を一本釣りで交渉しました。
その彼女は日本語が話せる子でした。それで、やっと自分の伝えたいことが言葉としても伝わるようになり、編集作業が回るようになりました。
けれど、睡眠時間が4時間とか、短い時は2時間とかで。
中国に来て9か月目、1月に日本に帰ってきました。
その後しばらくしてから、私が採用した彼女が編集長になりました。
新人時代も鍛えられましたけど、中国でも鍛えられたと感じています」
その後、帰国されてからは?
森下「企画職などを経て、編集職に戻りました。まだ十分やりきっていない、と思っていたからです。編集という仕事は好きですが、一方で“編集者として生きていきたい”わけではないなとも思っていました」
ゼクシィでの経験と人脈を活かし今の仕事に
森下「現在は、フリーランスでハワイ州観光局ウエディングアドバイザーの活動もしています。編集者時代から、ハワイ州観光局の方と仲良くさせていただいていました。その人にフリーになったと伝えたら、『ウエディングアドバイザーをやってみない?』と誘ってくださって。お仕事いただいているのも、今までリクルートを通して築いた人脈が活きています」
これからの働く女性、どうあるべき?
森下「私自身はいつも“ハッピーそう”でいたいと思っています。新入社員のとき、電車の中で眉間に皺を寄せる社会人を見て。その姿をみながら『辛そうな顔で仕事をしないにしよう』と思いました。
あと、『この仕事がしたい!』と言える前向きな人でいたいです。
出向時代に、派遣スタッフさんの仕事面談をしていたことがあります。
とにかくお給料をあげて欲しい、と会うたびに交渉されたことがありました。
その話を聞きながら、お金が必要だから働く、ということはもちろん、でもそれだけではなく仕事のなかで少しでもやりたいこと、好きだと思える瞬間を持てるか、そういう前向きな話ができるようになれたらいいなと思いましたね。
年齢を重ねるのは、マイナスなことではありません。経験が増えていくだけ。
いくつになってもチャレンジはできます!」
ヒュース「家庭にはいるのも素敵な仕事だと思います。主婦という職業を選択するなら、覚悟を決めて働けばよいと思います」
森下「そうそう。家庭に入る事は決して悪じゃない。
それで幸せを感じれば正解なんじゃないかな。主婦を追求して『スーパー主婦』を目指せばいいと思う。」
ヒュース「スーパー主婦!うん、そう思う」