完全燃焼型!ウィンブルドンのボールガールの掴んだ夢
HER LOVE,HER LIFE Vol.1
特に、起業は38歳までにと考えていました。40歳だと、もう失敗が許されないと漠然と思っていました。
自分の人生のビジョンを、実はノートに書いて、3年に一度くらい、見直しているんです。叶ったこと、叶わなかったことがありますが、全体的には自分が抱いていたビジョンと起こっていることが重なっているので、やっぱり、ビジョンをノートに書くことは、すごく有意義だと思います。
大企業に入社して、結婚、妊娠、起業・・・
そこで私がとった行動は大企業のKDDIに入る事。きっとみなさん一瞬「なぜ!?」と思われるでしょうね。(笑)
もちろん、これまでの経験が活かせそう、ということが前提ですが、大きな企業の安定した就業環境で落ち着いて仕事に取り組みながら、自分自身の生活もまずは整えないとな、と。
大企業に入れば仕事を続けながらでも、婚活する時間も、その先の産休・育休する時間もきちんと取れるんじゃ、って思ったんですよね。
それに今までとまた違った視点で仕事に取り組めるとも思いました。
漠然とはしていましたが思惑的中!?で、1月に入社して半年後の6月に彼氏ができました。
そして12月には結婚することになったのです。(笑)
仕事を一緒にする機会あった別部署の子が誘ってくれた飲み会に居合わせたのが今の年下の旦那さんです。
付き合うときに初めから言いましたね。
「私は歳だから、もし遊びたいだけだったら別れましょ」って。
そうしたら彼は一言、「知ってるよ」って。やっぱり初めから、そういう意志を伝えておくのはとても重要だと思います。
結婚して4ヶ月後の4月には妊娠、12月には産休に入りました。
あまりにも早すぎる展開に、会社には本当に申し訳ないことをしたなと思いますが。
この産休中に、時間ができて、もうひとつ達成したいこと、“起業”について思いを巡らせ始めました。
いくつか案を考えて、その中でも自分のキャリアである飲食と、ITとを駆使したもので、と思い。
そして、妊娠を意識し始めて以降関心を持った健康茶と、身体をゆるやかにヘルシーにしてくれる「漢方」がリンクして、漢方茶をプロデュースしている漢方薬局さんと出会い漢方茶スクールで学んで。
そして、それらを絡めた漢方茶カフェの企画で、中小企業庁の補助金施策にこっそり応募してみました。
そうしたら見事、採択していただけたのです。
その時、会社に迷惑を掛けてしまうし、退職していいんだろうか…と最初は迷ったものの、心は決まりました。
育休から復帰して、落ちついたら起業しよう、と。