節分の恵方巻きが日本中に浸透!ルーツと最新デコ巻き寿司
恵方巻きの習慣は子供のころにはなかった…と思うのだが…。
皆さんのお住まいの地域には節分に恵方巻きという巻きずしを食べる習慣はありますか?
子供のころにはなかったのに10年くらい前かな?なんとなく聞くようになって今ではスーパーでもどこでも「ご予約」&当日にはお総菜コーナーが巻きずしだらけになります。
で、なぜかロールケーキも便乗している…細長い食べ物なら何でもいいのねん♡
もうすぐ節分なので、「恵方巻き」のルーツを探ってみました。
恵方巻きの発祥は大阪
さて、恵方巻きのルーツは諸説ありますが、いずれも大阪(船場)の商人が江戸時代の終わりごろ商売繁盛を祈願して節分や立春のころに食べたものとされています。
しかし、大阪でも花街(芸者さんが集まる場所)での習慣だったようで庶民の間にはあまり浸透していませんでした。
最初に販売したコンビニはセブンじゃない!
出典:wikipedia
大規模でないにしても大阪では習慣の一つとして恵方巻きは食べられていました。
その後大手コンビニチェーン「セブンイレブン」が1989年に広島県内の各店で試験販売をしたところヒット!順次販売店を拡大し1998年に全国で販売されるようになりました。
セブンイレブンが全国展開した話は有名ですが、最初に恵方巻きに目をつけたのは実はファミリーマートです。1983年に、大阪とその近郊で販売を開始しているんですよ!
販売戦略として12月はクリスマス、1月はおせちなどがありますが2月にイベントがなかったことも影響しています。
恵方巻きには7種類の具
一般的に使用される具材は
・かんぴょう
・キュウリ
・シイタケ
・伊達巻
・アナゴ(うなぎ)
・桜デンプン
・卵焼き(高野豆腐)
です。
七福神にちなんで7種類!と様々な資料に書いてありますが、どの具材がどの神様なんだろう?
それに現在では7種類がメインだけどどんどん高級化する傾向にあり10種、12種と様々な具材を盛り込んだ豪華恵方巻きもあります。
1本丸かじり
出典:写真AC
恵方巻きってかなりごっつい、あれを恵方(その年によって違う縁起のいい方向)に向かって端っこから齧って食べ、食べ終わるまで無言を貫く!途中でしゃべると運気が逃げる!という人によってはかなり過酷な作業です。
スーパーなどではちゃんと食べきれるぐらいの長さのものも販売されている。
一本の単価でみるとそうでもないけど家族人数分となると結構なお値段!こうなったら「なんかちゃうんちゃう?」となぜか関西弁で突っ込みたくなるよね。
恵方巻きで福の恩恵を受けているのってお店じゃん!さすが大阪商人が生み出したと言われる商売繁盛のイベントだ!と、妙に納得したのだ。
巻きずしつながりで…
巻きずし自体は嫌いじゃないんだよね。でも巻きずしだけの晩ごはんも寂しいし…恵方巻き数年続けて食べてるけどあんまり、福が来た!!という実感もない。
今年はどうしよっかなー♪なんて考えていたところ本屋さんでかわいい巻きずしの本を発見!
食べものデコったり盛り付け自体がめっちゃ苦手なのに思わずジャケ買い(表紙に一目ぼれして本を購入)しちゃったよ!
デコ巻きずしは断面がキャラになるので「丸かじり」じゃあ意味がないんだけど、でもこれかわいいと思いません?
ツムツムはやったことないが最近大人気みたいだし、お弁当に入れたら面白いなーと思って…30種類もいろんなキャラが載っていてレシピ写真をみるとキャラのイメージそっくりでかわいい。
作った結果?ミッキーはドラえもんぽく…プーもただの黄色い巻きずしに…やっぱデコメニューには絵心がいるのだと…
節分当日再チャレンジして失敗したら、表紙見てイメージしながら「丸かじり」すればいいよね!「デコ巻きずしが上手になりますように!」とお願いすれば来年にはうまくなってるかもよ!
参考サイト:wikipedia「恵方巻」
amazon書籍「ディズニーツムツム 巻きずし (ブティックムックno.1254) 」