この秋冬の乾燥ケアのトレンドは「お風呂保湿」！ お風呂上りの“保湿リミット”ってなに？

気温も下がり、お風呂が愛しい季節♡しかし…入浴後の乾燥も気になる季節です！
お風呂上がりに浴室を出ると急激なスピードで乾燥が始まり、やがて入浴前よりも水分量が低くなる過乾燥の状態に陥るのです。これは皮脂やNMF(天然保湿因子)、角層細胞間脂質といった、本来肌に備わっている保湿物質が一時的に流出し、肌の水分を保てなくなることが原因で起こります。

入浴による皮膚の変化

こうした急激な過乾燥による肌へのダメージを防ぐためには、お風呂上がりの保湿ケアが重要ですが、保湿ケアをすべき制限時間を「保湿リミット」と呼ぶそう。
入浴前後の皮膚水分量を調査し、皮膚水分量が保たれているうちに保湿ケアをすべきという皮膚科学の観点から、皮膚水分量が有意差を持って入浴前より高い「出浴10分後」が保湿すべき制限時間であり、「保湿リミットは10分」であることがわかりました。

　入浴中に保湿化粧品（泡パック状製品）を肌に塗布したかどうかで皮膚水分量を比較すると、保湿化粧品の塗布群は、無塗布群より出浴後の皮膚水分量が有意に高い結果が。特に出浴1分後から2倍近い水分量を保ち、出浴60分後まで入浴前の肌水分量をキープできることがわかりました。
お風呂での保湿ケアはお風呂上がりの過乾燥予防に効果があり、「お風呂保湿」をすることで「保湿リミット」が延びるんですね！

「保湿リミット」実験結果

お風呂保湿効果検証結果

※出浴＝浴室を出た後から計測しています。
※健康な肌には恒常性の維持（ホメオスタシス）があり、元の状態に戻ると考えられます。
冬の室内を想定し、湿度40％、室温22度での環境で実験を実施しています。


早坂 信哉 先生
東京都市大学教授・博士（医学）／温泉療法専門医
一般財団法人日本健康開発財団温泉医科学研究所所長
自治医科大学医学部卒業後、地域医療に従事。自治医科大学大学院医学研究科修了、浜松医科大学医学部准教授、大東文化大学教授などを経て現職。入浴医学の第一人者としてメディア出演も多い。著書は「たった1℃が体を変える　ほんとうに健康になる入浴法」「入浴検定公式テキスト」など。

「お風呂保湿」におすすめのアイテムは？
入浴後にあわてて化粧水や乳液の塗らなくちゃ！！
そんな毎日にさよなら！？できてしまうかもしれないキーアイテムは、お風呂での泡パック！

左：専科　パーフェクトホイップマスク　150mL　オープン価格
右：専科　パーフェクトホイップマスク　つめかえ用　130mL　オープン価格

シンプルケアでも健やかなお肌に導いてくれると人気の『専科』から登場した2017年秋冬のニューフェイス、ピンクのボトルも可愛い「パーフェクトホイップマスク」は、お風呂の中で約3分顔に塗って洗い流すだけの泡状パック。
お風呂の中でパックすることで「天然由来シルクエッセンス※1」をはじめとした保湿成分が、やわらかくほぐされた角層に浸透し、なめらかでうるおいのあるふっくらシルク肌に導いてくれます。さらに、入浴後の急激な肌乾燥を防ぐので、「保湿リミット」の脅威！？から解放してくれそうなアイテムです。
※1　セリシン・加水分解シルク・グリセリン（保湿）

資生堂「専科」　パーフェクトホイップマスク
http://www.hada-senka.com/products/perfect-whip-mask-lp/