まるで実験?「ミクソロジーカクテル」は見て楽しい♡美容にもいい♪
科学実験みたいなカクテル「ミクソロジーカクテル」って?
カクテルってそのおいしさもいいけど、バーテンダーさんのシェーカーさばきに惚れ惚れします♡目の前のグラスに注がれる手元を見てよだれが出そうになる…。カクテルバーは単にお酒を飲むというよりもあのバーテンダー劇場の雰囲気を楽しむところですよね!
「ミクソロジー」はそのカクテルに斬新な手法を取り込んでいます。しかも、フレッシュなフルーツを使うので美容にもいいんですよ!今回は日本でも浸透してきたミクソロジーについてご紹介します!
ミクソロジーって?
ミクソロジーカクテルは1990年代にロンドンで発祥したと言われています。
「Mix(混ぜる)」と「Ology(―論)」という言葉をつなげた造語です。
このミクソロジーカクテルのベースは「分子ガストロミー」「分子美食学」と呼ばれる調理法です。
これまでにない材料(液体窒素、ヘリウムガス)や手法(注射器を使った調理)でまるで科学実験のように料理をしていきます。従来になかった食感や味を楽しめるのだそうです。
この、世界の一部のセレブ達しか食べられない調理法をカクテルに応用したのがミクソロジーです。
出典:pixabay
カクテルを作るには、ベースになるお酒に香りをつけるためにリキュールやフレーバーシロップ使いますが、ミクソロジーカクテルでは、フルーツや野菜、ハーブやスパイスをベースの蒸留酒と組み合わせていきます。
素材のうまみを引き出すためにはそれぞれフレッシュなものを、素材の特徴を理解したうえで大胆に組み合わせることで従来のカクテルよりも奥深いお酒といえます。
有名ブランドのパーティーでも!
ミクソロジーカクテルは世界中のセレブの注目を浴び、エルメス、カルティエといった高級ブランド主催のパーティーでもおもてなしとして使われています。
ミクソロジスト
ミクソロジーカクテルを作る人の事は「バーテンダー」とは呼ばず「ミクソロジスト」と呼びます。
ミクソロジーカクテルは従来とは全く違う手法で作られるカクテルですので通常のカクテルを作る人と区別をするために呼び分けます。
ビジュアルがすごい!
ミクソロジーカクテルが注目を浴びる一つの要因は作る工程や出来上がりのビジュアルです。
ドライアイスを入れてカクテルからもくもく煙が出ていたり、演出に炎を使ったりとまず見て楽しめます。
本当の魅力は素材の味を楽しめる事
しかしミクソロジーの本当の魅力は新鮮な素材を使うことで果物やスパイスの味を楽しめることです。
グラスの中でペストルと呼ばれるすりこ木のような棒で果物の味と風味を引き出してお酒を注いでいくと、果物の苦みや渋みのないすっきりとしたカクテルになります。
美容にいいカクテル!
何より女性に嬉しいのが、ミクソロジーカクテルでは素材のビタミンを壊さないし逃がさない!丸ごとおいしく体に取り入れられます。
日本には数年前からミクソロジーカクテルを提供してくれるバーが出始めました。現在は通常のバーでもミクソロジーカクテルメニューをそろえてくれているバーもありますのでぜひ、ミクソロジストのテクニックにうっとりしながらおいしいお酒を召し上がってください!