例年とは異なるライフスタイルに加え、真夏から徐々に秋へとシフトする残暑の季節。毎年季節の変わり目に急に肌のコンディションを崩す、という方も少なくないのでは?
夏から秋への移行期は、夏の間に大量に浴びてしまった紫外線の肌へのダメージの影響が現れ始める時期でもあり、肌に乾燥やシミ・そばかすといった目に見える変化を感じることも多いでしょう。また、夏バテで体力自体も落ちてしまいがちで、新陳代謝のバランスを崩すことも。こんな季節替わりの時期の“ゆらぎ肌”、皮膚表面を覆っている肌の常在菌のバランス(美肌菌)が崩れてしまうリスクがあります。
●美肌菌とは?
私たちの肌表面には、指紋のように一人ひとり異なる種類や量の常在菌が検出されます。これらの常在菌は、肌にうるおいを生み出したり、肌のバリア機能を高めたり、24時間、365日肌で働いている状態なのです。
皮膚には300種類もの「皮膚常在菌」が存在しており、「表皮ブドウ球菌」を主とする肌の保護に役立つ常在菌が、いわゆる「美肌菌」です。逆に肌に悪影響を与える悪玉菌には、アトピー肌の方に多くみられ、炎症や肌荒れの原因となる「黄色ブドウ球菌」などがいます。
表皮ブドウ球菌のような美肌菌と、黄色ブドウ球菌のような悪玉菌は、互いに牽制しあい、バランスをとりながら共存していくので、悪玉菌を増殖させずに美肌菌がきちんと育つ環境をつくってあげることが重要です。
●美肌菌のはたらき
◇お肌の天然保湿クリームを作ってくれる
「表皮ブドウ球菌」は肌のうるおいを保つグリセリンや、肌を弱酸性に保ちながら雑菌・黄色ブドウ球菌の繁殖を防ぐ脂肪酸を生成し、肌のバリア機能を保つ役割を持ちます。
いわば、お肌を有害物質からガードしたり、天然のうるおいクリームを作ったりしてくれるのです。
新知見!敏感肌さんは美肌菌が少ない
資生堂の研究によると、美肌菌が多い肌は、(1)水分量が多い (2)赤みが低い ということが判明。
美肌菌の少なさが、水分量低下によるバリア機能低下や肌の赤みなど、敏感症状の一因になっている可能性が考えられます。
美肌菌を育てるためのスキンケアって?
洗顔後のケアは、表皮ブドウ球菌の増殖には、湿った環境(適度に肌が潤った状態)を作ることが重要。たっぷり保湿することが重要です。
「美肌菌」の代表格である表皮ブドウ球菌の増殖を促進し、肌に悪影響を与える黄色ブドウ球菌は増殖させないという機能を持つ、美肌菌を育てる効果の期待できるスキンケアを使用してみましょう。
美肌菌を育てるおすすめ新スキンケア
敏感肌の方でも使える!と人気の「drogram」の新作は、24時間365日肌で働く「美肌菌」に着目。
新成分「ビューティーバイオテクノロジー(酵母エキス、グリセリン/保湿)」搭載で、自分のお肌のうえの「表皮ブドウ球菌」がのびのびたくさん育てる環境づくりをサポート!
低刺激設計なので、美肌菌は話題だけれど肌が弱いから…と敬遠していた人にこそおすすめのシリーズです。
ローション(化粧水)とエマルジョン(乳液)が発売されています。
バランスケア、アクネケア、モイストケア、バイタルアクト、ホワイトニングクリアの5種から、肌質に合わせてチョイスできるのも嬉しい。
「まずはお試し…」ができる約1週間分の化粧水・乳液セットもあるので、気軽にトライできますね!
資生堂dprogram
敏感肌用スキンケアシリーズ
詳細はこちら。
https://www.shiseido.co.jp/dp/lotion0821/
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