DAIGOロスなので、DAIGOファースト写真集をめくってみる。
イケメン評論家の内藤みかさんがお送りするイケメンエッセイ。今回は「おすすめイケメン写真集」

※写真はイメージです
今年に入ってから、イケメンさん関係の色々なニュースが飛び込んできて、芸能界も大混乱していますね。中でもDAIGOさんと北川景子さんの結婚は、おめでたい驚きでした。
私自身、DAIGOさんのことをすごく好きで「DAIGOさんみたいな人と再婚したい!」と口走っていた時期もありました。周囲の人には「うぃっしゅする人と結婚したいの!?」と、あまり理解してもらえなかったのですが、DAIGOさんのおじいさまは元総理大臣の竹下登さん。親族にも政治家が何人もいるおかたなんです。
お家柄なのかどうかはわかりませんが、DAIGOさんは、何をしても下品にならない。ふざけても、ふざけすぎないところでちゃんとブレーキをかけられる人です。バラエティ番組で周囲がどんなことをしても、ののしったりもせず、穏やかに受け流すことができます。その姿を見て、私は「こういう人と再婚したいな~」と憧れてしまったんです。DAIGOさんのような人は女性を尊重するだそうし、DV夫になりそうもないなと感じたんです。
なので、北川景子さんがDAIGOさんを選ばれたと知って「なんて見る目がある人だろう!」と感動しました。それと同時にうらやましくて悶絶しました。おふたりの結婚については心から祝福しているのですが、実は、長いこと焦がれていたかたが籍を入れられたため、心の中に穴が開いたような気持ちになってしまったのです。
昨年9月、福山雅治さんの結婚で「ましゃロス」となった女性が続出しました。衝撃により、物事が手につかなくなり、学校や会社やバイトを休んだり、家事をやらなくなったりという人が大勢出たのです。私の周りでも「今夜はおかずを作る気がしないから、おかずをどこかで買って来よう……」というかたが何人もいました。そして私は今「DAIGOロス」です。ごはんは作れますが、なんだかとてもせつない気持ちでいっぱいです。きっとDAIGOロスな女性も、かなりの数、いることでしょう。
私は不倫はニガテです。なので、人さまの夫となったかたに、恋心のようなものを抱くのは、良心がとがめます。でもDAIGOさんと再婚したら素敵な毎日が過ごせるのだろうなあ~という妄想をして生きてきたので、今さらそれを止めるわけにもいきません。ということで、独身時代のDAIGOさんとの妄想ならばよいだろう、とファースト写真集『DAIGOING L.A』を取り出してきました。2009年に発売になったものです。
この写真集、良いですよ! DAIGOさんが色々な格好で出てきます。カウボーイだったり、スーツだったり、浴衣だったり、水兵さんの姿のものもあれば、サングラスかけてギターを弾いているものもあり、様々な表情が楽しめます。
なかでも剣を携えて砂漠を進む姿が、たまりません! 闘うDAIGOさんですよ! 砂漠だろうとどこだろうとDAIGOさんはDAIGOさんのままです。マイペースでのんびりしているようにも見えますが、やるときはやってくれるんだろうなという眼力も備わってます。きっと砂漠でも敵を打ち負かし、私を守ってくれたに違いないのです(妄想です)。バリエのある上品さが彼にはあります。だから1つの衣装で、色々な表情やしぐさができ、それが綺麗なものだから、私を空想の世界へと旅立たせるのです!
……まあ、スーツの写真は、結婚記者会見を思い出して、ちょっぴり心がチクッとしちゃいましたけどね。そんなチクッにも、これから少しずつ慣れていくと思います。DAIGOさん、結婚おめでとうございます。私は写真集で妄想しますので、どうぞ末永くお幸せに! 私も頑張ってDAIGOロスを乗り越えますッ!
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作家/脚本家/イケメン評論家。山梨県出身。
『イケメンと恋ができる38のルール』(ベストセラーズ)、『年下オトコ×年上オンナ』(ゴマブックス)など著書80冊以上。
ラジオドラマ脚本『婚活バスは、ふるさとへ』(YBS)で文化庁芸術祭優秀賞&日本民間放送連盟賞優秀賞。
舞台脚本『男おいらん』はマンガ化や小説化も。イケメン電子写真集『Japanese Hot Guys』ではカメラも。
「内藤みかのイケメンブログ」
http://ameblo.jp/micanaitoh/