今すぐスイッチピッ‼エアコン試運転で暑さに備えよう

エアコン試運転は暑さが本格化する前に！暑さ対策の第一歩はいま！

近年は猛暑やヒートアイランド現象でエアコンのない生活は命にかかわることもあるほどです。エアコンの本格仕様のシーズン前には試運転を！と、大手メーカーでも呼び掛けています。今回は、エアコンの試運転の必要性と、方法についてご紹介します。
　　

なぜシーズン前の試運転が必要なの？

エアコンを使い始めるシーズンは6月中旬から7月にかけての方が多いでしょう。使うときに試運転をすればいいのでは？と考える方も多いと思います。しかし、シーズン初旬には、長期使わなかったことで気が付かなかった故障や不具合で、メーカーや電気店には修理依頼が殺到するのだとか。

数日待つだけならまだしも、場合によっては1月程度待たなければならないことも。すると、暑さに対処が必要な時にエアコンが使えないことになります。そこで、シーズン前5月終わりから6月初旬にかけての試運転を呼びかけているのです。
　　

試運転の前にまず掃除

エアコン試運転の前には掃除をしましょう。前回使った時にフィルターの掃除が済んでいても、ほこりがついていないか確認。また、ルーバーまわりもチェック、汚れがあればふき取ります。
シーズン前の掃除で大切なのは本体と同時に室外機です。室外機のそばに物を置いたり吹き出し口をふさいでいると故障の原因になります。周辺のものを撤去し、庭などに設置されている場合室外機のまわりに雑草が生えていれば抜き取ります。また排水ホースにごみが詰まっていないかもチェックしましょう。
　　

試運転の方法は？

エアコンの試運転は簡単。冷房モードにして最低温度に設定、スイッチをオンするだけ！チェックポイントとしては

• ちゃんと運転するか？
• 冷たい風が出ているか？
• 30分以上運転して異音、異臭、本体からの水漏れはしないか？
• エラーメッセージが出ていないか？

などです。
　　

トラブルが起きたときには？

エアコン試運転でトラブルがあった場合は、落ち着いて再度手順通りにやってみましょう。運転モード、設定温度などを確認しながら再確認。エラーメッセージが出ていれば、取扱説明書を見てみるようにしてください。説明書がないときにはネットで検索すればPDF版が掲載されていることもあるのでこちらも参考にしてくださいね。

解決できない場合はサービスセンターへ！

試運転のトラブルが解決できなければ、メーカーか購入先のサービスセンターに連絡します。どのような症状か、エラーメッセージが出ていればその内容を正確に伝えてくださいね！

サービスセンターで即日対応ができないこともあります。エアコンの場合、暑い季節では修理対応はますます多くなり、さらに時間がかかる場合も。ぜひ、今すぐ試運転をしてみてくださいね。

小さいお子さんやお年寄りは、厚さが原因で体調を崩しやすいのでこういったご家族がいる家庭ではやはり早めに試運転をして、万全の態勢で暑さへの対処をしましょう。