曽和利光×アルテイシア 第１回「女性が働きやすい会社の見つけ方」

アルテイシアさんと曽和利光のスペシャルトーク！仕事と人生の幸せを両立するコツとは？ 全ての働く女性へ！仕事と人生の幸せを両立するコツ
＜女性が仕事と人生の幸せを両立するコツ＞について、某大手広告会社から大人気作家に転身したアルテイシアさんと、採用や人事マネージメントのコンサルテーションを行う人材研究所の代表・曽和利光さんに語って頂きました！
お二人は約20年来のお付き合い。赤裸々な本音トークをお楽しみください♪
第１回は「女性が働きやすい会社の見つけ方」です♡

第１回　女性が働きやすい会社の見つけ方

アル：ドラマ化もされた漫画『サプリ』の作者・おかざき真理さんが仰ってたんですが。
おかざきさんは大手広告代理店の社員と漫画家の二足のわらじでやっていて、いざ子どもを作ろうと思った時、会社の出産や育児支援の制度を調べてみたら、ボロボロだったんですって。

曽和：それは、女性としては大問題だよね。

アル：それで「これは子どもを産んで働き続けるのは無理だな」と思って、退職して漫画家一本になったそうです。
これから就転職する女性は、出産や育児制度をちゃんと調べた方がいいですよね。世間的に一流企業でハイスペックだからＯＫ、っていうんじゃなくて。

曽和：そうだね。制度は調べた方がいいし、あと組織の体質もあるよね。
Ｍ字カーブって言われるけど、女性は出産育児によってブランクができて、復帰した時に待遇などが落ちる時期があるでしょ。
…僕は育児ってすごい経験だから、スキルが落ちるなんてないし、逆に対人能力だって上がると思ってるんだけど。

アル：なにより忍耐力がつきますよね。子持ちの友人が「子どもがギャン泣きしてても電車の音程度にしか聞こえない」と言ってて「スゲーな！」って(笑)

曽和：そうそう(笑)。もし出産育児によるブランクによって失うものがあるとしたら、それはインフォーマルネットワーク（個人的な人脈を通じて情報を収集したり、発信したりするネットワーク）だけ。