あの『LEGO®ブロック』で自分の結婚相手が見える!?
気になるあのセミナーにガチ潜入
贅沢にも個人ワークをしてくださった佐藤先生
プロフィール
◆佐藤新吾さん
LEGO®SERIOUS PLAY®メソッド
認定ファシリテーター
1974年生まれ。上智大学卒。ソニー株式会社にてマーケティング等ご経験のち、人材ビジネス領域へ。フォースバレー・コンシェルジュ株式会社にて高度外国人学生の日本企業への就職支援に携わり、インド、バングラデシュ、インドネシアにて採用イベント運営なども。2013年より株式会社人材研究所にて、LEGO®SERIOUS PLAY®メソッドによる研修、ワークショップ運営。
LEGO®SERIOUS PLAY®メソッドとは
大人が抱くビジネス上の重大な関心事に対し、レゴ®ブロックを使った「真剣な遊び」を通して想像力や活力、インスピレーションを引き出すために開発されたプログラム。
目的は、参加する全員のポテンシャル、洞察力、自信、そしてコミットメントを最大化すること。いわゆる評価・数値化のためのアセスメントツールではなく、自分のインサイト(内観)を投影し、自己発見・他者発見をするためのもの。
1996年、レゴ®社の創業者三代目のケル・キアク・クリスチャンセン氏がそれまでの企業戦略は机上の空論に終始し、ビジネスの中心となる「人」の貢献を軽視していると危惧し、プログラム考案を開始。マサチューセッツ工科大学メディア研究科のシーモア・パパート教授の教育理論“コンストラクショニズム”(手と頭は連携し相互に信号をやり取りしながら知識を構築するという理論)を基に、2001年、LEGO®SERIOUS PLAY®のプロトタイプを完成させたのが起源。
どんなことやるの?
参加者は専用に用意されたレゴ®ブロックを使い、ファシリテーターからの「課題」に応じて、ひとりひとり、自由に3次元の作品を作る。こうして表現された作品が、グループディスカッション、知識共有、課題解決、意思決定の元になります。
実は、人間が通常自覚できているいわゆる「顕在意識」は意識の中のたった5%程度だそうです!!残りの90~95%は自分でも無自覚な「潜在意識」で、通常は自分でも認識できないもの。
しかし、なんとレゴ®ブロックを使って自由に作品を作るとそこに、無自覚だった潜在意識が現れるという…
「
ドイツ哲学者のイマヌエル・カントも『手は人間の外に出た脳である』と言っていました。手と脳は繋がっていて、制約なしに自由に何かを作らせると、自ずと作品に潜在意識が現れるんです。
できた作品はメタファーなので、そこから、自分たちの潜在意識を、ファシリテーターに質問を受けながら引き出します。
たとえば、
『なんでそこは赤のブロックにしたんですか?』
『そこに人型のレゴ®ブロックを置いたのはなんででしょうね?その人、ご自分の中では誰を現していると思いますか?』
のように」(佐藤さん)
なっ、なるほど!!ロジカル!!
ビジネスに限らずお題はどんなことでもOKとのこと。
それでは…と、
記者自身も最近完全に見失ってしまった
“理想の結婚相手”像
創作開始!!
記者の「理想の結婚相手」、潜在意識で何を思っているのかを
実際にLEGO®SERIOUS PLAY®メソッドのエッセンスを一部活用したワークで「見える化」してみます。