漫画家デビュー、「ねぞうアート」の爆裂ヒット…縦横無尽な愛のクリエイター
眠っている赤ちゃんを中心に、床をキャンバスに見立て、さまざまなアートを施し、それを写真に撮って楽しむアート。日本では小出さんが第一人者で、ぶんか社から
「ねぞうアートの本 寝ている間にHAPPY赤ちゃん写真」という本も出版されている。
♥小出さん作のねぞうアートをしばしお楽しみください。
かっ、かわいい♡
これはママさん皆さん、我が子でやりたくなっちゃいますね♪
赤ずきんちゃんが狼にピストルを向けているという辛口さも、小出さんならでは。
だんな様が影のプロデューサーですね
実は子煩悩な主人ですが、お客さんに子供の写真を見せて自慢できるタイプじゃないんです。でも、ネタ感のある「ねぞうアート」写真なら、気軽に見せてお互い楽しめる、と喜んで。
主人のお客様への、お店からのメッセージを発信するTwitterに「1歳になった記念にヨットに乗りました」といってねぞうアートの写真をアップしたり、「将来なりたいと言われても困るのでいまなってもらいました」とロッカー姿の写真をアップしたりしているうちに、おびただしい閲覧数に!3日で1万ビューを超えるほどに。
リツイートされたお相手の中に有名な漫画家さんがたまたまいらして、「このセンスに嫉妬しすぎて閉経しそう」というコメントをしてくださって(笑)
このセンセーショナルなコメントにますます閲覧数が爆発したようでした。
今後のねぞうアートは?
「上手な撮り方がわからないけど、ねぞうアートを撮ってみたい!」という方々のために、講演やワークショップなどのイベントに出演しています。私の関わるイベントでは『参加者無料』を条件に、企業様他にスポンサードを頂くか、時には自力持ち出しでやっています(笑)。私自身、「ねぞうアート」で家族とのコミュニケーションが増えたので、この楽しさをいろんな形で広めていけたらいいな、と思ってます。
今後の小出さんのお仕事や人生のビジョンは?
10年先のビジョンなど、ぜんぜんハッキリ描けていなくって。マンガの仕事、まだ依頼してもらえてるかな?とか(笑)
会社を辞める時に思っていた「小説家になりたい」という気持ちはまだあるから、文章を書く仕事はやっていきたいですね。
あと、いままでは、自分の興味の赴くままにやってきたのですが、子供が生まれてねぞうアートを始めて以来、「誰かの役に立ちたい」という気持ちが強くなって。たとえばねぞうアートを通じてとか、チャリティもやっていきたいな、とも考えてます。
WOMEN’S SHOWCASE読者の皆さんにメッセージを
うちの主人との結婚もそうですが、私自身「もう締切だな。リミットだな」って思って、勝手に自分で「もう終わりだな」って、努力してきたことを諦めようとした時に何かが手に入る、っていうのが、すごくよく起こるので。私も、対男性に対して自分がどうイマイチだったかとかを悟って、「もういっかー」と肩の力が抜けた瞬間に恋人ができたりとか、そういう感じでしたので。
忘れた頃に自分がやってきたことが形になるものだと思うから、苦しい時期やイマイチな時期があっても、がんばってきた人はなんとかなると思って大丈夫だと思います♡
小出真朱さん PROFILE
1971年生まれ。主婦で母。漫画家、イラストレーター、ライターほか、広いジャンルのクリエイター。1996年に漫画家デビュー。代表作は夫との電撃結婚を描いたエッセイマンガ『はずみでヨメになりました』(小学館)。2012年に夫と共著で出版した写真の撮り方指南本『ねぞうアートの本~寝ている間にHAPPY赤ちゃん写真~』(ぶんか社)がamazon写真部門1位を獲得し、ねぞうアートブームの火付け役となった。
ねぞうアート本舗 HP
http://www.nezouart.com/
♥小出さんの37歳での電撃結婚を赤裸々に描いた、愛いっぱいのギャグ漫画
♥小出さんのオリジナルねぞうアートを楽しめる本