「ビアチェッロ」でBitter Innovationを体感!苦みのマリアージュを楽しめる期間限定店舗も
苦味は経験によって「快」に代わる味覚!新感覚ビールでBitter Innovationを体感♪
サッポロビール株式会社の子会社であるジャパンプレミアムブリュー株式会社は、4月24日、「Innovative Brewer ビアチェッロ」を発売します。ジャパンプレミアムブリューが、「ビアチェッロ」で追求したのはグレープフルーツやオレンジの果皮を原料に使用した、これまでのビールの苦味の概念を変えるジューシーな苦味です。
今回は、ビター系ビールとその苦みを引き立たせるお食事が楽しめる期間限定店舗と「苦み」の最新研究で見えてきた苦み消費増加の要因についてご紹介します。
「代官山SIGN ALLDAY」がコラボ苦味マリアージュを!

ビアチェッロの発売に先駆けオープンとなる限定店舗のコンセプトとなるのは今注目の「苦味」です。。ホップに加えて果皮を原料に使用したビアチェッロの新たな苦味を、同じく苦味を特長としたメニューとのマリアージュで楽しめる新感覚の店舗となっています。
SIGN ALLDAYコラボのメニュー監修を務めたのは広尾「Melograno」のオーナーシェフを務める後藤祐司シェフです。一言で苦味といっても様々な表情を持つ苦味。この度提供されるメニューでは、季節の素材のみずみずしい苦味、スパイスが醸し出す刺激的な苦味、しっかりと揚げられた小麦の香ばしい苦味など、さまざま。そして、その魅力を前菜、メイン、そしてデザートに至るまで「ビアチェッロ」とのマリアージュが堪能できます。
全部食べたい!Bitter Innovation~ビアチェッロ×SIGN ALLDAY~のメニュー紹介
グアンチャーレを巻いた山菜と海老のフリット グレモラータ風味 【苦味×油脂】
春らしい苦味を感じさせるふきのとう、たらのめといった山菜を、グアンチャーレで巻いてから海老と一緒にフリットにしました。仕上げにはレモン、にんにく、パセリを使用したホロ苦いソースを振りかけ、味をキリッと引き締めています。ビールとは鉄板の組み合わせとなるフリットですが、ビアチェッロとのマリアージュでは柑橘の苦味が加わってフライやグアンチャーレの油脂分もきれいに流してくれます。
600円(税別)
仔羊のロースト 南イタリア風 スパイスと香草風味【苦味×辛味】
ビアチェッロのマリアージュ、そしてこれからの季節を意識したスパイシーな仔羊料理です。濃厚なソースはマルサラ酒やウンドウーヤ、スパイス類の組み合わせたもの。仕上げに振りかけられたクミンパウダーがもたらす香りと苦味もマリアージュを盛り上げます。甘味、辛味、酸味、苦味、旨味が一体となった複雑味のあるコク味が、ビアチェッロのジューシーな苦味と絶妙にマッチします。
1,000円(税別)
カンノーロ 柑橘ピールとリコッタチーズのクリーム【苦味×甘味】
カンノーロの生地は揚げることによって香ばしく心地よい苦味が、ビアチェッロの果皮由来のジューシーな苦味と相性が抜群。ビール×スイーツという新たなマリアージュを提案します。中に加えたドライフルーツやピール類はビアチェッロとのホロ苦みの相乗効果を生み出し、スイーツ単体では味わえないすっきりとした美味しさを堪能できます。
450円(税別)
後藤祐司シェフプロフィール

1979年、千葉県生まれ。六本木「クローチェ・エ・デリツィア」などの名店で修業を積み、外苑前「カミネット」にてシェフを務めました。その後渡伊し、ウンブリア州・ペルージャ「オステリア・バルトロ」、シチリア州のミシュラン2つ星「リストランテ・ドゥオーモ」など、イタリアでの3年間の料理経験を経て「ビッフィ・テアトロ」シェフに就任。第20回日経レストランメニューグランプリ2015にて優勝。2015年9月からは、オーナーシェフとして「Melograno」を独立開業しています。この度の「Bitter Innovation~ビアチェッロ×SIGN ALLDAY~」ではスターシェフとしてメニューを監修しました。
苦みの新たな可能性も!「苦味」新研究報告
近年はカカオの配合率の高いチョコレートやパクチー・コーヒーなど苦みを特徴とした商品の消費が伸びています。
これらの背景にはストレス社会が挙げられるそうですよ!
近年の研究では「イライラしたり落ち着きたいときに人が欲する味覚が苦味である」ということが明らかになりました。つまり、苦みは現代人の精神的欲求にこたえる味、ストレス社会が求める味覚なんです!
しかし、苦みは本来は受け入れがたくネガティブな印象を与えますよね。消費が伸びている商品は摂取しやすい「苦イイ味」がポイントになっています。
それでは、苦イイ味とはどんなものかもう少し説明していきましょう。
苦味はミステリアス♡

ヒトが飲食物を摂取するとその味に合わせて脳内物質が分泌され「快・不快」が分かれます。例えば甘みを感じると脳内には多幸感と鎮痛作用があるエンドルフィンやセロトニンが分泌されます。また、辛いものを摂取すると痛覚が刺激され、その痛みを和らげるようエンドルフィンが分泌されることがわかってきています。
苦味はひとにとって一番最初に感じる味覚で毒の象徴です。苦みだけが強いとすぐに吐き出し、不快を与えます。しかし、苦さの後に甘みやうまみを感じるとそれが心地よい味覚となります。つまり、経験によって快さに変化する味覚なのです。これを利用して、食品業界では先行して苦みや酸味のアクセントを持たせて、甘味・塩味・うまみを際立たせた商品を開発し、現在の多くのヒット商品が生まれています。これが「苦イイ味」の秘密なんです!
ハイカカオチョコレート商品や抹茶を配合したスイーツ、パクチーやコーヒーも苦イイおいしさを楽しめますよね。
Innovative Brewerビアチェッロの「苦イイ味わい」とは?

サッポロビール(株)の100%子会社ジャパンプレミアムブリューは、ナショナルビール・クラフトビールといった区分にこだわらず、ビールの既成概念にとらわれない独創的な価値提案を行うブランド、「Innovative Brewer」を2017年10月に立ち上げました。これまでに、Innovative Brewer THAT’S HOP「Nelson Sauvinの真髄」「絶妙のMosaic&Citra」といった商品を発売しています。
そして、今年4月、ビール定義変更によりビールのもつ可能性がさらに広がることを機に、新たに使用可能となる果物のピール(皮)を用い、従来のビールと全く異なる“ジューシーな苦味”をもった新しいビールカテゴリーである「ビアチェッロ」を発売しましたよ!
ビアチェッロは、グレープフルーツとオレンジのピール(皮)を、麦汁に浸漬させる独自の製造方法によって“苦味”を引き出した、新ビールカテゴリーです。ビール本来の“麦の味わいや爽快感”をもちつつ、“苦味”そのものをピール由来の“ジューシーな苦味”に変え、ビールは味わいたいけど、“ビールの苦味”は苦手という方にも受け入れやすいビールとなっています。
いかがでしたか?ビールはもともと苦い飲み物、と考える人も多いでしょうが、ビアチェッロの苦みは果物の皮の苦みですので、爽快さがあり麦芽やホップの苦みとはまた一味違ったおいしさが楽しめます。新たな苦みの境地を知ることによって、さらに味覚「快」の領域を増やすのも大人の楽しみ方ではないでしょうか?また、限定店舗で、シェフ監修のメニューもぜひ体験してくださいね!