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    2017年成人式に関する素朴な疑問。振袖はいい♪スーツもかっこいい

    成人式・振袖にまつわるエトセトラ もうすぐ成人式!毎年振り袖姿の華やかな女性たちを見るのはとても楽しみです。今回は成人式に関する素朴な疑問を集めてみました。

    住民票以外の成人式に出席できる?

    出典:写真AC

    通常、住民登録した市町村が成人式の参加予定者に案内状を発送します。大学で地元から離れても、成人式を地元で出席するために住民票は地元に残しておくという人もいらっしゃいますよね。でも、最近は住民登録以外の市町村での成人式参加は広く認められる傾向にあります。
    成人式の案内状は、通常12月中に届くよう発送している自治体が多く、以前は発送前の11月くらいに参加したい成人式の自治体へ連絡し、事情を説明して認められれば(高校時代をその自治体で過ごしたなど)案内状を送付してもらえる自治体も多くありました。
    そして、最近では案内状がなくても当日会場に来れば参加を認めるという自治体も増えています。
    成人式は、「大人としての自覚を意識するための式典」ではあるものの、成人式という区切りの日に旧交を深め地元を大切にしたい、いずれ地元に戻ってきたいという意識を持ってもらえればという配慮のようです。

    ただ、自治体によって対応は違います。市町村のホームページに成人式の開催要項や対応が掲載されますので、事前に確認するようにしてくださいね。

    振袖のレンタルはいつ頃?

    出典:写真AC

    近年、女性の振袖はレンタルが主流です。
    レンタルする時期ですが、成人式の場合は約1年くらい前に予約をするのが主流です。というのも、レンタル業者や写真館は高校を卒業後の年齢の女性のお宅に成人式用のDMやカタログの送付を開始します。そして、成人式のニュースを見るころには結構な量のDMが届いていることになります。人気の女優さんやモデルの振り袖姿の写真が満載のDMとニュースのダブル効果でそろそろかな…ということになるのがほとんどなのだとか。
    また、最近は成人式の写真も前撮りをしますから、前撮り時期は成人式の前の年のゴールデンウィークごろから予約が入るとのことですので、レンタルする着物はその数か月前に気に入った柄を押さえておくのが一般的になりつつあります。

    母のおさがり振袖派もいる?

    振袖を母親のおさがりで!という女性もいますよ。ただ、そのチェックはやはり1年前か半年前には一度行ってください。最も心配なのが「シミ・カビ」ですが、振袖の表地が濃い色の場合はさほど気にならない場合もあります。
    気になるようなシミがある場合でも染物でしたらお手入れをすれば大丈夫な場合もあります。振袖の場合丸洗いで1万円から数万円が相場です。シミがあれば一か所で1000円~(程度により価格は変わります)できれいにできる場合もあるので呉服屋さんや、和服を扱うクリーニング屋さんに相談してみましょう。
    また、お母さまとの体格に差がある場合は腕の長さ(裄丈)と裾の長さが短くないかを確認します。羽織ってみて手首の丸い骨までかぶれば裄丈は大丈夫、さらに裾は30センチ程度引きずる長さがあれば何とか着ることは可能です。
    母親世代と、最近の着物の大きな変化は柄ゆきよりも、帯揚げ・帯締めなどの小物です。振袖レンタル店では小物だけのレンタルも扱っておりますし、おさがりとして使えるかどうかのチェックや洗いのサービスも行っている業者があります。もし、心配なら聞いてみることもおすすめです。
    また、母親世代の振袖は今主流の振袖よりも若干袖の長さが短めです。派手さはありませんが、品物の良さや落ち着きはありますので、もし持っているというお母様はぜひ出してみることをお勧めします。

    中古の振袖ならレンタルより安い場合も

    振袖のレンタルといえども気に入ったものを新品で自分サイズに仕立ててもらうと、20万から高いもので50万円ほどするものもあります。レンタル落ちの振袖は数万円で販売されておりますので、帯とセットで購入しても実はレンタルよりも安くなります。
    ただ、自分で購入してしまうと保管する場所の確保やお手入れなどの問題も出てきますので価格だけで決めるのはお勧めできません。しかし、友人の結婚式など複数回振袖を着る機会が予定されていたり、着物に興味のある女性には中古着物は魅力的な選択肢の一つです。

    振袖や髪型に流行はある?

    出典:写真AC

    振袖は日本の伝統的な衣装ですが、成人式の振袖や装い方には明らかに流行があります。
    20~30年前のある時期には洋柄で色も洋風の着物がはやった時期があります。数年前も鮮やかなピンクやブルーが主流の時期もありました。しかし、ここ数年は古典柄(日本の昔からの伝統的な柄)の着物が多いです。
    髪型も数年前には「盛った」感じの女性がたくさんいましたが、昨年、本年はアップ・ハーフアップ・ショートに髪飾りと少し落ち着いた雰囲気になりそうです。髪飾りは造花に加えて、つまみ細工・ちりめん細工なども見かけます。

    女性のスーツ派は?

    成人式をスーツやドレスで参加する女性は増えてきています。堅実に考えて数回しか着ない振袖よりも、当日も動きやすく準備もほとんど必要ないスーツでの成人式の参加はかっこいい女性にピッタリです。
    自分にジャストサイズに仕立てたスーツは、ある意味振袖よりも目立つ存在ですよ。前撮りで写真館で振袖の写真を撮っておいて、当日はスーツで参加というのも疲れなくていいかもしれませんね。

    いかがでしたか?成人式は女の子にとっては楽しみな行事の一つです。また、華やかな着物姿をあんなにたくさん見る機会は一年に一度ですよね。流行を気にしながら、成人式の着物姿の女性を見るのも楽しいものです。
    できれば雪など降らず、華やいだ着物姿の女の子やびしっと決めた男の子たちが日本の未来を背負う素敵な女性・男性になってくれることをお祈りします。


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