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    EVENT

    使わなくなったランドセル。途上国の子どもに寄付しよう!

    思い出のランドセルを海外の子どもたちに寄付しませんか? もうすぐ卒業シーズンですね。日本のランドセルってどうしてあんなに丈夫なの??ってくらい丈夫ですよね。
    絶対に使わないことは分かっているけど、6年間毎日子供が使った物にはそれなりの愛着が…捨てるのもなんだかもったいないからと思い出のランドセルからミニランドセルにリメイクしてもらう人もいます。
    でもあのミニランドセルもしばらく飾っても、いずれしまう場所に困ったりするんですよね。
    思い出も大切だけど、この使わないランドセルを必要としている子供たちに寄付をしてみませんか?
    出典:写真AC


    ランドセルの寄付を受け付けている団体はたくさんある
    ランドセルに限らず日本製品は本当に丈夫で高性能です。6年間しっかり使い込まれたランドセルでもまだまだ十分使えます。
    この使えるもの、しかも色もかわいいバッグは発展途上国で教育を十分に受けられない子供たちの役に立っています。
    ジョイセフ、ワールドギフトなどが毎年ランドセルの寄付を寄付金とともに受け付けています。
    ランドセルの寄付に現金も必要になる理由は海外に届けるための実費費用を寄付者に負担していただくためです。
    寄付金を振り込んでランドセルを宅急便で送る(送料寄付者負担)ことで海外の子どもたちにランドセルがプレゼントされますよ!

    クラレの活動「ランドセルは海を越えて」

    ランドセル素材メーカークラレでは宅急便代だけの負担でランドセルを寄付
    ランドセルの主な素材「クラリーノ」を製造しているクラレでも毎年ランドセルの寄付を受け付けています。
    活動名は「ランドセルは海を越えて」といい2004年から始まりました。
    先ほど紹介したジョイセフ、ワールドギフトとの違いは海外に発送する実費の負担額をクラリーノが負担してくれるところです。
    ランドセルを寄付したい方は、寄付申込みのホームページから申し込みをした後、受付期間内にランドセルを発送します。ランドセルとクラレの受付倉庫までの発送費用は寄付者負担になります。
    ただし、毎年受付上限が決まっていてその申込み数に達すると受付終了になります。

    文具も一緒に寄付
    出典:写真AC

    ランドセルを寄付するときには宅急便で送ります。
    せっかくだからランドセルに文具を一緒に入れて送ることもできます。
    鉛筆、鉛筆削り、ノート、クレヨン、消しゴムなどがいいようです。未使用の物でカッターなどの刃物、楽器、学校指定品以外の物であればOKです。
    他のランドセルの寄付と違い、海外への発送費はクラレが負担してくれるのでその分を少し文具購入してみてください。

    集まったランドセルはどうなる?
    「ランドセルは海を越えて」ではアフガニスタンの子どもたちにランドセルが配られます。
    集まったランドセルは、丁寧にお掃除、お手入れされて壊れてないかも検品されます。十分に使える丈夫な日本のランドセル、しかも最近はきれいなカラーのものも多いので、アフガニスタンの子どもたちにはとても喜ばれます。
    出典:pixabay


    豚革のランドセルや一部のデザインランドセルは寄付できない
    「ランドセルは海を越えて」のプロジェクトでは豚革を材料に使ったものは寄付できません。宗教上の理由です。
    その他、学校オリジナルの指定ランドセル、キャンパス地のランドセル、横長ランドセルはこちらでは受け付けていません。

    申し込み後に寄付
    「ランドセルは海を越えて」では最初に申し込みが必要です。
    インターネットで申し込みをし、受付番号をもらった後指定期間内に宅急便で送ります。
    申込制なのは、送料をクラレが負担するため毎年受付数が決まっているためです。申し込みの受け付けは毎年1月に始まり予定数に達したら終了となります。

    ランドセルの処分は大変
    寄付もめんどくさいし…と思うかもしれませんがランドセルの処分はかなり面倒です。
    自治体にもよりますが、粗大ごみの場合もありますし、燃えるごみで処分する場合もあります。また、「金具はすべて取り外して金属ゴミ、皮部分は小さく切って燃えるごみとして処分してください」という自治体もあります。
    丈夫な、しかも芯や貼り合わせのあるクラリーノを解体するのは至難の業ですよね。

    喜んでくれる子供たちがいる
    一方でたとえ6年間使った物であっても、きれいな赤い色のランドセルを喜んで使ってくれる子供たちがいます。
    世界中の子供たちを笑顔にすることはできないけれど、できることをできるところから、そのくらいの気持ちで使わなくなったランドセルを送ってあげるのもいいかもしれません。

    「ランドセルは海を越えて」HPはコチラ
    https://www.omoide-randoseru.com/home.html


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