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    EVENT

    夏祭りは楽しいね!夏祭りの起源と各地のお祭り

    夏祭りでテンションあげて元気になろう! 夏祭りの季節になりました。お盆の季節を中心に各地でお祭りが行われます。
    夏祭りの特徴としては、地域の人が集まったコミュニティー中心、規模としては決して大きくはありませんがその代わりあちこちで行われます。

    夏祭りの起源は慰労と無病息災


    おわら風の盆 前夜祭(上新町) / tsuda

    日本のお祭りの多くは五穀豊穣や天候をお祈りする神事に由来しています。夏祭りが行われるのは旧暦の7-6月(現代の7-8月)で作付けも終わり収穫の前です。収穫を祝うというよりも、日頃の農作業の慰労の意味合いが強くありました。
    また、江戸時代ごろまでは夏になると赤痢やチフスなどが流行していました。現代のように下水施設、衛生施設が発達していなかったために夏場に流行すると死者もたくさん出ます。夏祭りは、健康で夏を乗り切れるようにお祈りする意味もありました。

    夏祭りは江戸時代から
    五穀豊穣のお祭りの起源は農耕が始まった太古にまでさかのぼれます。しかし夏祭りが盛んにおこなわれるようになったのは江戸時代位からだといわれています。農耕文化とは切り離された思想のお祭りなので、都市部を中心に各地で行われるようになりました。

    日本の代表的な夏祭り

    小さなお祭りとは別に、たくさんの観光客が集まる大規模なお祭りもあります。代表的な夏祭りをいくつかご紹介します。

    青森ねぶた

    ねぶた / 柏翰 / ポーハン / POHAN
    毎年8月2-7日に青森県で開催されるお祭りです。歴史上の人物、歌舞伎や神仏などを題材にしたねぶたが夜の街に繰り出します。
    このお祭りの始まりは平安時代、坂上田村麻呂が蝦夷征討を行った際に、敵を油断させるために・笛・太鼓ではやし、大灯篭をたいておびき寄せた戦法に由来して、音楽とねぶたで表現しました。

    深川祭

    2012年 深川祭 / superidoljp
    毎年8月15日東京都東京都江東区の富岡八幡宮で行われます。
    暑さをよけるために水をかけあうため「水かけ祭り」とも呼ばれています。お祭りの由来は徳川家光が長男、家綱の出生を祝い1642年に幕府の命令で始められました。

    郡上踊り

    Gujo odori / tsuda
    岐阜県郡上市で開催される伝統的な盆踊りです。8月13~16日は午後8時から明方まで夜通し踊り続ける「盂蘭盆会(うらぼんえ)」が行われます。盂蘭盆会は仏教の行事の一つでしたが、なくなった親族、家族を偲び供養するために行われていました。郡上踊りの記録は江戸時代ごろから残っています。

    阿波踊り

    Japanese Traditional Dance; Awa Dance: 阿波踊り / Nullumayulife
    毎年8月12日から15日までの4日間徳島市で行われるこちらも盆踊りです。
    「連」というグループごとに独特の店舗の良い踊りを踊りながら町を練り歩きます。お囃子に合わせて、男ばかりの男踊りや女性の女踊りなどを見ることができます。こちらも江戸時代に始まったといわれています。

    夏祭りのだいご味は歌って踊って楽しむこと

    大きなお祭りを見て楽しむのも楽しいのですが、せっかくですからコミュニティーのお祭りにも注目してください。 暑い季節にはぱぁっと騒いで日頃のストレスを発散!地域の小さなお祭りでも屋台や縁日が出ますよね。
    夜に出歩くわくわく感も楽しめます。踊ることやお囃子の輪に加われば自然と周りの人と笑顔になれます。
    恥ずかしがらずに楽しんだもの勝ち!今年はご近所の夏祭りにぜひ参加してみましょう。


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