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    ジビエブーム!未知の味わい♪おいしい肉を食べたい

    ブームのジビエ。野生の動物のお肉を食べるってワイルド! お肉が楽しめるバーやレストランで「ジビエ」という言葉を最近よく聞きます。ここ数年ブームになっているジビエについてご紹介します!

    ジビエって?

    出典:pixabay

    もともと人間は狩猟採集の生活をしていました。日本では農耕が発達しましたが、それでも動物性たんぱく質は必須。海のそばでは魚を食べ、山里では鳥やウサギを捕食していました。そのうち家畜を飼育する技術も発達し現在では飼育した牛や豚、鶏の肉が食べられています。
    さて、ジビエはフランス語、フランス貴族といえば馬にまたがって弓でシカやら鳥やらを撃ってるイメージありません?あれ、単に貴族の遊びじゃなくて取ったらちゃんと食べてたんですね!動物の命を奪うのは食べるため。「食」は生き物命に感謝する行為なのです。
    このあたりの意味合いから、日本でも狩猟によって得られた野生生物(の肉)の事を「ジビエ」と呼ぶようになりました。ちなみにジビエ、英語では「(wild) game」。「ゲーム」って……なぜだろう、ちょっと狩猟された動物たちに罪悪感を感じてしまいますね。

    日本では冬が狩猟期間

    出典:pixabay

    さて、野生動物はいつ狩猟をしてもいいわけではありませんし、狩猟には免許も必要です。
    狩猟をしていい期間は11月15日~2月15日の3か月間。免許は狩猟の方法(銃で撃つか、わなを使うか)によって4種類がありますが、筆記試験や技能試験を合格した人に交付されます。
    免許を持った人が一年に3カ月だけゲットできる野生のお肉なので貴重なんですね。ジビエ料理がちょっとお高いのも理解できます。

    ジビエ料理のここがすごい!

    さて、日本で近年ブームになっているジビエ、食べられるお肉はイノシシ、シカ、カモ、キジなどです。
    野生ですので脂肪が少なく肉がしまっており、栄養価が高いんです。
    シカ肉は、タンパク質-牛・豚の2倍 、鉄分-3倍、カロリー-牛や豚の3分の1 、脂質-10分の1。
    イノシシはビタミンB、タウリンが豊富、女性に嬉しいコラーゲンがたっぷり&低カロリー低脂肪です。豚鍋よりずっとツヤツヤになれる食材です。

    東京でジビエが食べられる店

    それではジビエ料理が食べられるお店をいくつかご紹介しますね。お近くの方は是非!

    1.焼ジビエ 炭打 罠

    炭火で焼いたジビエ肉や煮込み料理を楽しめるお店です。全国からジビエのお肉を仕入れているためクマのお肉などめずらしいものも食べられますよ!

    【お店情報】
    店名:焼ジビエ 炭打 罠
    住所:東京都港区新橋4-29-6
    電話番号:050-5789-6248
    営業時間:月~金 17:00~23:30、土 16:00~23:00
    定休日:日曜・祝日

    2.ジビエ料理 アンザイ

    完全予約制のお店ですが、とってもおいしいジビエの食べられるお店です。ジビエの代表料理といえばイノシシを使ったお鍋「ボタン鍋」アンザイさんではお鍋料理からジビエのモツも食べることができます。

    【お店情報】
    店名:ジビエ料理 アンザイ
    住所:東京都新宿区 下落合3丁目
    電話番号:090-3305-6595
    営業時間:平日 19:30~、土日祝 (昼)12:00~15:30 (夜)18:30~
    定休日:不定休

    3.ジビエ猪鹿鳥

    高円寺にあるジビエのお店、ステーキのように焼いたお肉やみそ風味で煮込んだお料理や季節によっては川魚も楽しめます。

    【お店情報】
    店名:ジビエ猪鹿鳥
    住所:東京都杉並区高円寺南3-58-2 好川ビル 1F
    電話番号:090-4249-4543
    営業時間:[月~金]18:00~24:00、[土]18:00~23:00
    定休日:日曜日

    ジビエは専門店で!

    ジビエは最初に説明した通り、「野生の」動物の肉です。近年問題になっているのがジビエ料理による食中毒。ほとんどの場合は家庭で料理した際の不十分な加熱によるものです。
    ジビエには3種類の食中毒リスクがあります。
    ●細菌感染(サルモネラ菌、カンピロバクター菌)
    ●寄生虫(トキソプラズマ、肺吸虫)
    ●ウィルス感染(E型肝炎)

    これらは加熱によってほぼ防ぐことができますので、自宅で調理をする際には十分に加熱をして食べるようにしましょう。
    不安なら専門店でおいしいジビエ料理を楽しむ方がいいですよ!

    ジビエ料理はワイン、日本酒にも合う本来の肉の味が楽しめるお料理です。
    適切に熟成したジビエ肉は硬さも臭いもありません。一度は食べてみてくださいね。


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