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    「爆泊」でビジネスマンも受験生もピンチ!

    「爆泊」たくさんの外国のお客様が日本にくる影響がビジネスマンや受験生に! 今や日本は世界中から観光客が集まる超人気観光地です。
    中でも中国からのお客様がたくさんのお買い物をしていただける「爆買い」が話題になっていますね。
    たくさんの観光客が来るってことはホテルに泊まる人もたくさんいるってことですが、その余波が受験生に波及しているそうです。

    中国人観光ビザ発給数が大幅増加
    中国人観光客がここ数年増えていることは皆さんご存じとは思います。
    こちらは中国人の観光ビザ発給数の推移グラフです。
    出典:外務省平成26年ビザ発給統計

    平成27年度は前年度以上ということですので中国人だけでも1600万人以上が日本にお客様としていらっしゃっています。
    日本ブームは世界的なものですので年間で訪れる外国の方々は本当に多いのでしょうね。
    観光目的の来日は当然ホテル泊となるのでホテル需要が増えているのは当然です。この多くの外国人がホテルに宿泊することを「爆泊」と呼ぶそうです。

    日本のホテル宿泊者の1/3は外国人
    出典:写真AC

    そして今やホテルに宿泊する人の3人に1人は外国人です。
    外国人向けのユースホステル、ゲストハウスはもちろんのこと高級ホテル、ビジネスホテルも、外国人のお客様で一杯です。
    ファッションホテル(ラブホテル)でさえも「日本の文化」として宿泊を希望する方がいらっしゃいます。

    ビジネスマンや受験生が困っている!
    東京や大阪の出張時にホテルがとりにくいなーと思うことは時々ありました。一番困ったときにはパッケージツアーでホテルを確保したこともあります。
    ビジネスの場合、旅費はある程度会社が負担してくれるにしてもあまり高級なホテルだと旅費の一部を自腹で支払ったという方もいらっしゃいます。
    さらに困っているのが受験生なのだとか。
    出典:写真AC

    センター試験が終わりその結果で受験校の選定をしても、受験地で宿泊が確保できないという事態が起きています。
    有名な私立大学であれば受験地も地方都市数カ所で実施する場合もありますが多くの大学は本校での受験がメインになります。
    東京や大阪の大学を志望する多くの学生が宿泊場所の確保に困窮しています。

    対策は?
    ホテルを予約する際にはできるだけ早く予約を入れる事が一番の対策になります。
    受験スケジュールは比較的早期の段階で発表されますので、それこそ受けそうな大学の近くの宿をとりあえず予約しておく。キャンセルポリシーはそれぞれの宿にもよりますが、ネットの宿泊予約の場合3日前まではキャンセル料は発生しないことがほとんどですので、受験地が決まったら受けない大学の宿のキャンセルをかける。
    また、急な出張や宿泊が必要な場合このキャンセルのタイミングで宿泊したい地域の宿を再度探してみることです。
    キャンセル料がかからない3日前、当日キャンセルの締め切り時間である午後3時が狙い目と言われています。

    ただ、当日の3時まで宿が決まっていないなんてとても不安ですし、もしそれで宿泊場所が確保できなければいよいよネットカフェなんて事にもなりかねませんよね。しかもそのネットカフェも連日満室状態といわれています。
    しかし、外国のお客様が来日するスケジュールというのは半年から数か月前からスケジュールを組むと言われていますので、現状では「わがまま」と思われるかもしれませんがどうしても必要ならば泊まりそうな日の宿泊の確保は致し方ないのではと思います。


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