お勧め絵本春バージョン?キンコン西野さん作話題の絵本もご紹介

今話題の絵本と春にお勧めの絵本をご紹介します。 春はもう目の前、でも、まだまだ寒い日が続いています。こんな時にはやっぱりあったかい部屋で絵本がいいよね。春に向かって読みたくなる絵本をご紹介します。

えんとつ町のプペル

この絵本、話題ですのですでにご存じの方も多いと思います。お笑い芸人、キングコング西野さんの絵本です。すでに画家としても活躍し、何かと話題になっている西野さんですが、この絵本では優しいお話が美しい絵とともに進んでいきます。
物語の舞台は崖に囲まれた煙突だらけの町、空に星は見えません。そこでひょんなことから生まれたごみ人間が一人の少年に出合います。少年とごみ人間の交流、最後に判明するごみ人間の正体。ひねりがあるわけではありませんが、読み終わったら優しい気持ちになりますよ。

さて、この絵本昨年10月に発売されたのですが、西野さんの考えのもと2017年1月19日に全文をネットで無料公開されました。公開したら絵本が売れなくなるという周囲の見解とは反対に一時はAmazonの絵本ランキング1位になり、発行部数は25万部を突破しました。これをめぐってネット上ではまた話題になっています。

しろいうさぎとくろいうさぎ

仲良しの白いうさぎとくろいうさぎ、毎日一緒に遊んでいたのですが、黒いうさぎの元気がない…とっても悲しい顔をしています。白いうさぎが理由を聞くと黒いうさぎのとってもピュアなお願いにキュンキュンしちゃいます。
タンポポを耳に飾るうさぎさんの絵はとってもかわいいですよ。

イースターのおはなし

イースターはキリストの復活をお祝いする春のお祭りです。イースターのお祭りまでの準備の様子が描かれていますよ。かわいい動物たちや子供たちの様子が優しい筆致の絵で表現されています。
さてこの絵本の作者は ターシャ・テューダーさんです。近年はそのライフスタイルやお庭造りの様子が写真集などで紹介されていますよね。彼女は絵本や人形作家でもあります。
日本ではまだなじみの薄いイースターを動物たちと一緒に学ぶことができる絵本です。

はなをくんくん

冬眠から目を覚ますクマを主人公にした春の絵本はたくさんあります。その中でもこちらは1983年からずっと読み継がれている絵本です。モノクロの中にたんぽぽの黄色がとても効果的で、冬から春への移り変わりを体感できます。少し寒い時期、春を待ちながら読むのにおすすめです。

1ねん1くみの1にち

こちらは小学校入学を控えたお子さんにおすすめの一冊です。学校での一日の生活を写真で紹介しています。既に登校中のお子さんには自分の小学校との違いを知ることができ、また入学前に小学校ってどんなところ？という不安を取り除いてあげることができます。写真での紹介は、自然に学校の生活をリアリティをもって子供たちの心の中に入っていきます。

いかがでしたか？
春には少し早いですが、絵本を読むと待ち遠しくなりますよ！また、入学シーズンですので学校をテーマにした絵本もおすすめです。親子で楽しむ絵本、また、無料で読める人気の絵本をぜひ楽しんでください。